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ディズニー会長、巨匠たちのマーベル批判に反論!

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イベントに出席したボブ・アイガー氏(右)
イベントに出席したボブ・アイガー氏(右) - Charley Gallay / Getty Images WSJ. Magazine

 ディズニーの会長兼CEO、ボブ・アイガー氏が現地時間22日、米カリフォルニアで行われた The Wall Street Journal 主催のイベントに出席し、巨匠たちのマーベル批判に反論した。

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 『タクシードライバー』などで知られるマーティン・スコセッシ監督が先日、マーベル映画について「あれは映画ではない」と批判したことを発端に始まった今回の論争。スコセッシに続いて『ゴッドファーザー』のフランシス・フォード・コッポラ監督も「『あれは映画ではない』と言ったマーティンは優しいよ。『卑劣だ』とは言わなかったからね。わたしならそう言うがね」と発言していた。

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 この件について聞かれたアイガー氏は「個人的には気にならないけど、作品に携わってきたみんなを思うと嫌な気持ちになるね」と率直な思いを吐露。スコセッシとコッポラに対して「わたしが最も尊敬する二人」と敬意を表しながらも、コッポラが使った「卑劣」という言葉については「『卑劣』は大量殺人を犯したような人間に使う言葉。彼は誰に対して言っているんだろう」と困惑した。

 さらに「われわれの作品だけでなく、他の大作もそうだけれど、劇場はそのような作品によって多くの利益を生み、他の儲からないかもしれないが観たい人のいる作品を上映することができる」とアイガー氏。「第一にわれわれはビジネスをやっている。それと同時にわれわれは素晴らしいストーリーを伝え、それらに価値を与えることを両立しようとしているんだ」と語った。

 続けて「わたしはただ困惑したんだ」と明かしたアイガー氏は「もし彼らが映画に文句を言いたいなら、それは彼らの権利」と理解を示しながらも、「ただ、わからないんだ。彼らと同じように一生懸命働いて、クリエイティブ魂を注いでいるみんなに対してすごく失礼だと思うから」とコメント。

 「『ブラックパンサー』を作ったライアン・クーグラーは、何かしらマーティン・スコセッシやフランシス・フォード・コッポラがやったことないことをやったでしょ?」と訴えた。(編集部・中山雄一朗)

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