「大家さんと僕」NHKで5夜連続放送 矢部太郎の大ヒット漫画を短編アニメ化
お笑いコンビ、カラテカの矢部太郎の漫画家デビュー作「大家さんと僕」がアニメ化され、3月2日より5夜にわたってNHK総合で放送される（午後11:45～11:50、全5回）。矢部が東京・新宿区のはずれの一軒家で、1階に住むおばあちゃんの大家さんとの心温まる日常をつづった1話5分のショートストーリーで、主題歌をシンガーソングライターの矢野顕子が書き下ろした。
原作は、続編「大家さんと僕これから」を含むシリーズ累計120万部を突破し、第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。1階に住む大家のおばあさんは「ごきげんよう」と挨拶し、好きなタイプはマッカーサー元帥、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、“僕”（矢部）を俳優と勘違いしている。そんなチャーミングな87歳の大家さんと、39歳の“僕”の悲喜こもごも、心温まる交流をアニメ化した「おかえりなさい」「おひとり暮らし」「大家さんの部屋」「ライトとおやき」「おすそわけ」5つのエピソードが放送される。
矢部はアニメ化に「アニメ『大家さんと僕』がみなさまの中でいつまでも続く5分間になったらいいなあと夢見ています。（矢野さんの主題歌は）聴いた瞬間に魔法がかかりました。頭を少しぼんやりさせて聴かないと魔法にかかってしまうので気をつけて聴いています。それでも、またいつのまにか魔法にかかってしまいます」とコメント。主題歌「大家さんと僕」を書き下ろした矢野は、「大家さんと漫画の中の矢部さんとわたしと、三人でデパ地下にお出かけしている気持ちで作りました」と楽曲の意図を語っている。（編集部・石井百合子）
「大家さんと僕」は、3月2日～6日午後11時45分～11時50分、NHK総合で放送
