声優・増岡弘さん、直腸がんで死去 マスオさん・ジャムおじさん役など

ご冥福をお祈りいたします - マスオさん役などで知られた増岡弘さん
ご冥福をお祈りいたします - マスオさん役などで知られた増岡弘さん

 アニメ「サザエさん」の2代目フグ田マスオ役や「それいけ!アンパンマン」の初代ジャムおじさん役などで知られる声優の増岡弘さんが、今月21日に、直腸がんのため亡くなった。享年83歳。26日、所属事務所の俳協が公式サイトを通じて発表した。

【画像】「それいけ!アンパンマン」ジャムおじさん役も

 俳協は増岡さんについて「令和2年3月21日(土)午前2時53分、病気療養中のところ直腸がんにより永眠いたしました」と報告。通夜葬儀は家族葬で執り行われ、故人の意思により、お別れの会なども予定していないといい「ここに生前のご厚誼に深謝するとともに、謹んでご報告申し上げます。尚、親族への取材、弔問はご遠慮いただきますよう重ねてお願い申し上げます」としている。

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 増岡さんは、1936年8月7日生まれの埼玉県出身。「サザエさん」では、初代の近石真介さんからマスオ役を引き継ぎ、1978年から40年以上にわたり声を担当。「アンパンマン」では、1988年の放送開始から30年以上にわたってジャムおじさん役を務めてきた。しかし昨年、高齢を理由に両作品からの降板を発表。マスオ役を田中秀幸さんに、ジャムおじさん役を山寺宏一さんに引き継いでいた。

 長年のキャリアを通じて、アニメ「サイボーグ009」のジェロニモ・ジュニア、「エスパー魔美」の佐倉十朗、「南国少年パプワくん」のチャッピー、「ドラゴンボールZ」「ドラゴンボールGT」の亀仙人など多数のキャラクターを担当。「ウルトラマンレオ」(ウルトラマンキングの声)、「百獣戦隊ガオレンジャー」(ナレーター)などの特撮作品や、バラエティー番組などのナレーションでも活躍した。

 マスオさん役を務める田中さんは、訃報を受け「増岡さんとは昔からたくさんの番組でご一緒させて頂きました。優しい笑顔、楽しいお話し、穏やかなお人柄。全部ずっと覚えています。どうぞ安らかにお眠り下さい」と追悼。また、アニメ「サザエさん」スタッフ一同も「カッコいい自慢の夫であり、家族思いの父親であり、気遣い上手な娘婿であり、頼れる義兄でもあるマスオさん。いつも穏やかで優しく、ユーモアにあふれた増岡さんの人柄そのものでした。これからも『サザエさん』スタッフ一同、マスオさんというかけがえのない家族の一員を、大切に描きつづけていきたいと思います。長い間、本当にありがとうございました」とコメントを発表している。(編集部・入倉功一)

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