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競技ダンスで女性ペア誕生!?大塚千弘&内田慈主演『レディ・トゥ・レディ』7月公開

映画『レディ・トゥ・レディ』より
映画『レディ・トゥ・レディ』より - (C)2020 イングス

 競技ダンスでペアを組む主婦と女優に降りかかる試練を描く映画『レディ・トゥ・レディ』が、7月10日より公開されることが30日、明らかになった。女優の大塚千弘内田慈(ちか)がダブル主演を務め、崔洋一井筒和幸ミシェル・ゴンドリーらに師事した俊英・藤澤浩和が監督を務める。

『レディ・トゥ・レディ』場面写真

 本作は、生活に追われる主婦・鈴木真子(大塚)と売れない独身女優・城島一華(内田)がダンスを通じて周囲の人々を巻き込みながら青春を取り戻していくダンスムービー。かつて高校時代に競技ダンスで脚光を浴びながら、今は崖っぷちの二人が同窓会で再会し、クラスメートの手前で切った大見栄がきっかけで競技ダンスのカップルを組むことに。かつてのコーチに師事して猛特訓を重ね、やがて迎えた競技ダンス大会では注目を浴びるが、女性ペアの是非を問う議論が巻き起こる。

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 主演の大塚と内田はクランクイン前に1か月間にわたって社交ダンスを猛特訓。藤澤監督は「とある競技ダンス大会を見て、煌びやかな世界ながら『ファミレスで反省会ね』と、日常感満載で話すカップルの姿に興味を持ちました。お互いを支える『リード&フォロー』の概念を知り、前例の無い『女性カップルの物語』を描こうと思いました」と制作に至った経緯を語っている。

 脇を固めるキャストに、新納慎也清水葉月朝見心本間叶愛オカモトジョージ福田温子山中敦史生田智子木下ほうか。大塚、内田のコメントは以下の通り。(編集部・石井百合子)

映画『レディ・トゥ・レディ』は7月10日よりヒューマントラスト渋谷ほか全国順次公開

大塚千弘(鈴木真子役)
 今回、初めて競技ダンスに挑戦させて頂きました。クランクイン前に1か月間、内田さんと毎日汗だくでのお稽古。軽やかなダンスは観ているのと実際に踊るのでは大違いでした。この作品は、家事と子育てに追われて自分自身の光を失った主婦と、崖っぷちの女優が、学生時代にやっていた競技ダンスを再びやる事によって大切なものを見つけるスポ根コメディーです。観終わった後 に家族、友達、自分のことを大切に思えて、一人でも多くの方が前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです。是非ご覧下さい。

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内田慈(城島一華役)
 オーディションで広くキャストを募集していた今作。企画書を読んで絶対やりたいと思い、30秒のフリーダンス審査のために自分でスタジオを借りて何度も準備をしたのが2年前。受かってからは、社交ダンスの堀口先生と桜田先生のご指導のもと、パートナーの千弘ちゃんと 1か月のレッスンに取り組んで撮影に臨みました。真夏の暑い中の撮影にも関わらず沢山の方々が快く多大なお力を貸してくださいました。こうして公開が決まったことが本当に幸せです。藤澤監督のエッジの効いた演出をお楽しみに!!

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