「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」シリーズの映像化権、AMC局が獲得!一大ユニバース誕生へ

トム・クルーズ&ブラッド・ピット共演の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の原作を含む、アン・ライスのヴァンパイア小説シリーズ「ヴァンパイア・クロニクルズ」の映像化権を米AMC局が獲得した。現地時間13日、AMC局が発表した。
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「ヴァンパイア・クロニクルズ」は、ヴァンパイアのレスタトを主人公にした壮大な物語。第1作を基にした『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)、そしてその後をスチュアート・タウンゼント主演で描いた『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』(2002)と2度映画化されているが、ドラマシリーズ化は今回が初となる。AMCは自社テレビ局のほか、ストリーミングサービス用にも「ヴァンパイア・クロニクルズ」を映像化できることになっている。
また、AMCはアン・ライスの魔女小説シリーズ「ライヴズ・オブ・ザ・メイフェア・ウィッチズ」の映像化権も併せて獲得しており、全てのドラマシリーズおよび映画でアンと息子のクリストファー・ライスが製作総指揮を務める。企画開発を担当するのは、テレビドラマ「Weeds ~ママの秘密」や「エクソシスト」のロリン・ジョーンズだ。
アンは2016年11月に「ヴァンパイア・クロニクルズ」の映画化権を取り戻したことをFacebookで明かし、「これ以上うれしいことはありません! レスタト、ルイ、アルマン、マリウスたちのために、最高のクオリティーのテレビシリーズを製作することが今のわたしの夢です」と「ゲーム・オブ・スローンズ」並みに忠実なテレビシリーズ化を企画しているとつづっていた。
AMC局は「ウォーキング・デッド」ユニバースなども展開しており、アンは今回の決定に「わたしの二大シリーズの世界が一つの屋根の下に入ることをずっと夢見てきました。そうすれば、フィルムメイカーたちがわたしのヴァンパイアと魔女の広大で相互に関連したユニバースを探究することができるからです。その夢が今現実となりました」と喜びの声を寄せている。(編集部・市川遥)