藤岡弘、と息子・真威人が親子初共演！せがた三四郎、セガ60周年動画に登場
俳優・藤岡弘、が、3日に公開された、長男・藤岡真威人が出演する株式会社セガグループの設立60周年記念動画「せが四郎」シリーズの第3話で親子共演を果たした。
1990年代後半にセガのイメージキャラクター「せがた三四郎」を演じて一世を風靡（ふうび）した藤岡。今年、真威人がその後を継ぎ、「せが四郎」として記念プロジェクトのアンバサダーに就任、本格俳優デビューを果たした。そして、動画シリーズの最終話となる「決意篇」では、ついに伝説のせがた三四郎が登場。藤岡弘、と真威人にとっても親子初共演作品となった。
動画の撮影当日、藤岡弘、は真威人と共にスタジオ入り。愛用の柔道着と自身の名前が入った黒帯を持ち込んだ藤岡は、真威人に着こなしや立ち方、動き方を細かくレクチャー。「手の先まで力をみなぎらせるように」「戦う前は目に力を入れるんだ」とアドバイスを授けながらスタジオの隅で練習を繰り返し、本番では気迫に満ちた演技を披露。息子の姿に藤岡は「すごくいいぞ！」と鼓舞するように声をかけ続ける。
そして迎えた親子共演シーンでは、多少の照れくささは見えるものの、二人とも真剣な表情でカメラの前へ。まるで師弟のようにガッチリと握手を交わした藤岡は、監督からOKの合図が出ると、「私の若い頃に似てきた」と息子の成長を喜ぶかのように映画を見せた。
せがた三四郎を演じたことが「昨日のように感じられます」という藤岡は「皆さんに愛された『せがた三四郎』の思い出が蘇ってきました。その息子が誕生するとは驚きですし、自分の息子が演じさせていただくことも驚きです」と感謝。息子との撮影を「今日、一緒にやってみて、身体が震えました。当時のことが蘇ってきて、多くのスタッフの皆さんとの思い出が頭の中に浮かんできました」と振り返った。
息子・真威人の演技については「まだまだ」と厳しい目を向けながらも「想像以上によくやった」と評価。「まだ点数はつけられないけれど、想像を上回る出来ばえでした。（真威人は）本番になると強いですね。ボクも本番に強いと言われていて、窮地に追い詰められると俄然、力が出るタイプだったので、そのDNAを継いでいるのかなと思います（笑）。武道を本格的にやりたいと言っているので、鍛えがいがあるな……と思いながら（撮影を）見ていました」と目を細めた。（編集部・入倉功一）
