アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』新たな公開日が決定
アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の新たな公開日が、9月18日に決定した。
漫画「ストロボ・エッジ」「アオハライド」の咲坂伊緒による「青春三部作」の最終章「思い、思われ、ふり、ふられ」が、アニメーション&実写での連動W映画化。アニメーション映画は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開延期となっていたが、9月18日に公開されることとなった。
監督はアニメ「舟を編む」の黒柳トシマサ、アニメーション制作は、「ソードアート・オンライン」のA-1 Pictures。恋愛に対して現実的で積極的だが本当の気持ちを表現するのが苦手な山本朱里役を潘めぐみ、朱里の義理の弟で、ある葛藤を抱える山本理央役を島崎信長、真っ直ぐな好青年だが、どこか周囲を冷静に見てしまう乾和臣役を斉藤壮馬、夢見がちで恋愛に対して消極的な市原由奈を、オーディションにて満場一致で選ばれた新人声優・鈴木毬花が務める。
なお、実写版は8月14日に公開される。出演は、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二ら。（編集部・梅山富美子）
コメント全文
■島崎信長
ついに！ アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』公開日が決定致しましたー！ 嬉しい！ ここの所、みなさまいろんなことがあったと思いますし、今も最中ではありますが、頑張っているとすてきなご褒美があるんですね！ 一足先に完成品を拝見したのですが、とっても良い青春ドラマに仕上がっておりますよ。フィルムから、黒柳監督はじめ、スタッフの皆様の尽力を感じて胸が熱くなりました。「ふりふら」は、どの年代の方が見ても実体験からの共感が生まれる、リアリティを持った作品だと思っています。だからこそ、物語の中に入り込めるし、惹き付けられる。ぜひ一緒に、劇場で青春を感じてもらえたら嬉しいです
■斉藤壮馬
公開日の決定、改めておめでとうございます！ ついにみなさまにお届けできること、とても嬉しく思っております。想いを伝えようと思っても、すれ違ったり勘違いしたり……そういう「うまくいかなさ」が、この作品ではとても丁寧に、あたたかく描かれていると思います。きれいごとだけではないからこそ、今のぼくたちの心に染み入る素晴らしい作品になっていると思います！ 『思い、思われ、ふり、ふられ』何卒よろしくお願いいたします！
■潘めぐみ
ようやくこの物語をみなさんのもとに……心から嬉しく思います。何気ない日常の有難さを実感する日々。そんな時、このフィルムと向き合い、家族、友人、大切な人たちと過ごす瞬間に込み上げてくるものがあって……。四季の移ろいと共に描かれた、かけがえのない時を、ぜひ、劇場で追体験していただけましたら幸いです。
■鈴木毬花
やっとアニメふりふらをみなさまに届けられることを嬉しく思います。この数か月間で家族や友だちと会えず、改めてその存在の大切さに気づいた方も多かったと思います。この作品にも家族や友だちの大切さが描かれており、前に進む勇気を与えてくれる作品になっていると思います。今はまだ大変な時期ですが、この作品を観てみなさんが一歩でも前に踏み出せたら嬉しいです。
■原作：咲坂伊緒
こうして新たに公開日をお伝えできることを心から嬉しく思います。今まで日常だと思っていたものが、そうではなくなったという不思議さにまだ戸惑っている方も多いかと思います。だからこそこの作品の登場人物たちがなにかしらの制限の中で不自由さを感じながらも自分以外の誰かを思いやり、そしてその制限の中でできることを求め進んでいく姿は、
今こそ観てほしいものになったのではないかなと思います。どうかたくさんの方に届きますように。
■監督：黒柳トシマサ
混沌の中をもがいたからこそ握りしめた光がある。スタッフ同士もまともに会えない状況で、各自がそれぞれの持ち場で本当に最後まで力を尽くしてくれて映画を完成させることができました。改めて仲間の尊さと劇場で公開できることに感謝の気持ちでいっぱいです。
由奈や朱里たちが躍動する姿を、映画を心待ちにしてくださっていたみなさまに喜んでいただけたらこんなに嬉しいことはありません。
