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「MIU404」志摩の壮絶な過去に「涙腺崩壊」 星野源が迫真の演技

「MIU404」第6話より
「MIU404」第6話より

 31日放送の綾野剛星野源主演のTBSドラマ「MIU404」(ミュウ・ヨンマルヨン 毎週金曜よる10時~)第6話で、「他人も自分も信じられない」と話していた「機動捜査隊」(通称:機捜)の志摩一未の哀しい過去が明かされ、星野の演技が「涙なしには見られない」と反響を呼んでいる(※ネタバレあり。第6話の詳細に触れています)。

【写真】号泣の第6話

 第6話のキーワードは“スイッチ”。「志摩は相棒殺し」という噂を聞いた伊吹(綾野)が、その真相を解き明かすべく奔走。なぜ志摩はウイスキーに過剰な反応を示すのか? 一向に話そうとしない志摩に耐えかねて、伊吹は九重(岡田健史)から志摩のかつての相棒・香坂(村上虹郎)が不審な死を遂げていた事を聞き出す。急展開を見せたのは、伊吹が全力で事件と向き合うために相棒のことを理解したいと桔梗隊長(麻生久美子)に訴えたことから。その思いを汲んだ桔梗は当時の極秘資料を伊吹に渡した。

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 そこから浮かび上がったのは、香坂がある殺人事件の容疑者とにらんでいた女性を捕えたい一心で暴走し、越えてはならない一線を越えてしまった事実。志摩は、窮地に追い込まれた香坂がSOSを発していたにもかかわらず、見て見ぬふりをしたと自分を責め続けていたが、伊吹の思いがけない気付きにより真相は二転三転。志摩を「ぎゃふんといわせたい」と息巻いていた伊吹の懸命な捜査によって、志摩には見えなかった真相にたどりつくこととなった。

 中でも目を引いたのが、志摩が死んだ相棒に語りかけるクライマックス。「お前の相棒が伊吹みたいなやつだったら、刑事じゃなくても生きて……やり直せたのにな」と声を震わせて自分を責める志摩を背後から捉えた演出で、放送後「涙腺崩壊」「相棒が伊吹くんでよかった」など涙した視聴者の声が多く寄せられた。

 「何度もブーメランをくらいながらも(刑事を)続ける」という志摩に対し、「俺の生命線は長いから」と和ませる伊吹。2人の絆がぐっと深まったエピソードとなった。

 なお、次回7話にはりょう塚本晋也King Gnu井口理がゲスト出演するほか、予告には第3話にサプライズ出演した菅田将暉の姿も見られた。(編集部・石井百合子)

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