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水川あさみ、夫婦は「ヘンテコなもの」

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『喜劇 愛妻物語』イベントに登壇した水川あさみ
『喜劇 愛妻物語』イベントに登壇した水川あさみ

 女優の水川あさみが3日、都内で行われた映画『喜劇 愛妻物語』(9月11日公開)公開直前イベントに登壇。昨年9月に俳優の窪田正孝と結婚した水川は、夫婦について「ヘンテコなもの」と自身の考えを語った。この日は、夫役の濱田岳、娘役の新津ちせ足立紳監督も来場した。

【動画】イベント【トークノーカット】

 足立監督が自身の夫婦生活を赤裸々に綴った自伝的小説に基づく本作で、売れない脚本家の夫・豪太(濱田)に罵詈雑言を吐く鬼嫁・チカにふんする水川。37年間生きてきて発したことのない言葉が多かったと言い、「エネルギー値の高い、沸点も低くてずっと怒っている女性なので、夏バテしないようにやっていました」と回顧。楽しく撮影したと言いつつも、「豪太にもイライラしながら、その横にいる同じような表情の監督にもイライラしながらやっていました」と笑顔で毒づき、会場の笑いを誘った。

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 しかし、娘・アキ役の新津に対しては「(家族の)空気感を作ってくれた」と感謝。撮影の待機中は3人で本当の家族のようになり、うるさくなってしまったことへの反省とともに、「こういう空間が家族なんだな……という感じがしました」としみじみと思い返した。

 すると濱田は、「水川さんがいつかお母様になられたら、僕らのことを思い出すと思います」と宣告。水川もそれには納得で、「現場でがっくん(濱田)から『今のすごいお母さんっぽい』と言われたりしたのもあって、なるほどなぁと記憶にメモしました」と、いつか母になるための予備知識にしていたことを明かした。

 また、「なんだかんだ連れ添う」豪太とチカを、「お互いの愛情や尊敬など埋もれちゃっている気持ちはあると思うけど、夫婦の最上級というか、こういう風になれたら怖いものはないと思う。ある意味、素敵な夫婦」と結論付け、「夫婦は、他人と他人が寄り添って家族になっていく、すごいヘンテコなもの」と自身が思う夫婦像についてもコメント。「それが素晴らしくて、面白くて、素敵なんだということが、この映画を観ていただいた方に伝わればいいなと思います」と呼び掛けていた。(取材:錦怜那)

映画『喜劇 愛妻物語』公開直前イベント【トークノーカット】 » 動画の詳細
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