蒼井優&高橋一生、ベネチア銀獅子賞の黒沢清監督に感謝

黒沢清監督を祝福した蒼井優
黒沢清監督を祝福した蒼井優

 映画『スパイの妻<劇場版>』(公開中)の舞台あいさつが17日、都内で行われ、出演する蒼井優高橋一生東出昌大坂東龍汰と本作のメガホンを取った黒沢清監督が登壇。黒沢監督が本作で、第77回ベネチア国際映画祭・銀獅子賞(監督賞)を受賞したことを祝福した。

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 太平洋戦争前夜を背景に、運命によってもてあそばれる夫婦の試練を描き出す本作。ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞のほか、今後、世界89か国での配給も決まったことがこの日発表された。黒沢監督はその銀獅子賞のトロフィーを持参し壇上で客席のファンに披露。「(新型コロナウイルスの影響で)現地には行けなかったのですが、こういうものをいただいたというのを見ると実感が湧いてくるもの」と嬉しそうな顔を見せた。

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『スパイの妻<劇場版>』

 蒼井は出演者を代表して黒沢監督の受賞を祝福。「本当におめでとうございます。わたしたちにトロフィーを見せてくれてありがとうございます」と述べると、「すごいこと。この喜びを客席のみなさんと共有できて嬉しいです」と笑顔で語った。

 高橋は「非常に充実していました」と撮影を回顧。「芝居を毎日できて本当に幸せな時間を過ごせた」と述べると、これに黒沢監督が反応。「高橋さんは初めてご一緒したんですけど、(役者として演技が)舌を巻くほどうまかった」と大絶賛。「セリフが長くても短くても、きちんとこちらに(言いたいことが)飛び込んでくる。たぶん世界で一番うまいんじゃないかなって思った」とほめると、高橋は恐縮の表情。「もう思い残すことないんじゃないですか。今日、もう終わってもいいくらい嬉しい言葉。(撮影で)幸福な時間を過ごさせてもらっただけでなく、こんなお言葉をいただけるなんて」と照れ臭そうにコメントした。

 黒沢監督は蒼井に対しても「蒼井さんは華があるなって。会うと普通の感じにも見えるけど、スクリーンに映ると存在感が違う」と絶賛。また、東出については「東出さんは怪しいんです。妖怪の怪の怪しさもあるし、妖怪の妖の妖しさもある。出てきた瞬間何か起こりそうだというところが大好きでした」と話して東出を喜ばせていた。(取材・文:名鹿祥史)

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