アニメ「NIGHT HEAD 2041」放送決定！キャラ原案は大暮維人！逃げる兄弟と追う兄弟の物語

　豊川悦司と武田真治が共演した1992年のテレビドラマ「NIGHT HEAD」（1992～1993）が、原作の飯田譲治自ら脚本を手がけるオリジナルテレビアニメ「NIGHT HEAD 2041」として蘇り、2021年7月からフジテレビの深夜アニメ枠「＋Ultra」で放送されることが明らかになった。発表に合わせて、ティザービジュアルとPVが公開された。

【動画】アニメ「NIGHT HEAD 2041」ティザーPV

　「NIGHT HEAD」は、超能力研究所から逃げ出した霧原直人（豊川）・直也（武田）の兄弟が、自らの能力に苦しみながら、他者との出会いを通じて成長していく姿を描いたSFドラマ。放送当時、深夜ドラマでありながらカルト的人気を誇り、劇場版も制作された。

　アニメ「NIGHT HEAD 2041」では、ドラマ版を監督した飯田が脚本を担当。超能力を持つが故に世界から迫害され逃走する霧原直人・直也兄弟に加え、国家保安部隊として能力者を追う黒木タクヤ・ユウヤ兄弟が登場し、新たな「NIGHT HEAD」が描かれる。

　キャラクターデザイン原案は、「天上天下」「エア・ギア」「化物語」などの人気漫画で知られる大暮維人。アニメーション制作は、実写からアニメまで数多くの映像作品に携わる白組。同社制作の「revisions　リヴィジョンズ」「えとたま（干支魂）」でCG監督を務めた、平川孝充が初監督を務める。

　大暮の描いたティザービジュアルには、互いに背を向ける黒木兄弟と霧原兄弟の姿が。2041年の渋谷の街並みからスタートするティザーPVでは、超能力を使用する直人と、どこか幼い弟・直也の姿に加えて、銃撃戦を展開する黒木兄弟の姿も映し出されており、最新の映像技術によるアクションも期待させる。（編集部・入倉功一）

アニメ「NIGHT HEAD 2041」はフジテレビ「＋Ultra」ほかにて2021年7月放送予定