のん&橋本愛、7年ぶり共演は「電気が走るような快感」

第33回東京国際映画祭

橋本愛&のん
橋本愛&のん

 女優の、のん橋本愛が5日、EX THEATER ROPPONGI で行われた第33回東京国際映画祭での『私をくいとめて』舞台挨拶に登壇し、「電気が走るような快感」だったという7年ぶりの共演を振り返った。

【写真】イベントの様子

 本作は、2017年公開のヒット作『勝手にふるえてろ』に続いて、芥川賞作家・綿矢りさの小説を大九明子監督が映画化。脳内の相談役「A」からアドバイスを得ながら生活する、31歳の独身女性・黒田みつ子(のん)の不器用な恋を描く。橋本が演じるのは、みつ子の親友でイタリアに嫁いだ皐月。のんと橋本は、2013年放送の朝ドラ以来、7年ぶりの共演となる。舞台挨拶には林遣都、大九監督も来場した。

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 のんは、橋本との久々の共演に「すごくうれしかった」と目を輝かせ、「撮影の前の日は、明日は愛ちゃんだと思ってワクワクしていたけど、実際に顔を合わせてみるとすごく恥ずかしくて、緊張して。目も合わせられなくて。数年の間に、映像だったり、作品で観てはいましたが、実際に観ると美しさが増していると思ってドキドキしてしまって。呼吸がしづらくなって。待ち時間になったら、ハァハァ息をしていなかった、というくらい緊張していました」と興奮を隠せない。

 橋本も「久しぶりにお会いしたんですが、わたしが入った初日がラストシーンの撮影だったんです」と切り出すと、「その頃には、わたしとのんさんの役どころの関係性はエンディングを迎えているのに、わたしたちは久しぶりすぎて、ヘラヘラしすぎてしまって段取りにならなくて。しかもセリフがないシーンで、アドリブで会話を作りあげないといけなかったのに、お互いニヤニヤしながら。大九さんには段取りにならなくて、申し訳ないなと思いました」と反省も。しかしその後に「これじゃいけないなと思った」という橋本は、のんと一緒に本読みの練習をすることにしたという。

 「二人で軽く読み合わせただけだったのに、ものすごいスピードで二人の関係が埋まっていく実感があって。なんとか次のシーンに間に合って。すごいな、魔法だなと思って」と振り返った橋本は、「久しぶりにお芝居をしたけど、やっぱり玲奈ちゃんの瞳からいろんな感情や情報が伝わってきて。セリフ以上の心の言葉をやりとりする時間を毎シーン感じていて。電気が走るような快感だったんですよ。だから楽しく撮影をしていました」と述懐。のんも「愛ちゃんが本読みに誘ってくれて。みつ子と皐月として心を通わすことができて。演技を始めたら、自分の中では愛ちゃんと演技を交わしているというのが自然なことだったというか。何も不自然なことがなかったので、何の抵抗もなくて楽しかったです」と笑顔を見せた。

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 今年の東京国際映画祭は、昨年まで実施していた「インターナショナルコンペティション」、アジアの新鋭監督作品の「アジアの未来」、日本の気鋭作品の「日本映画スプラッシュ」の3部門を、「TOKYOプレミア2020」として1つの部門に統合。この部門の全作品を対象に、観客の投票で決まる「観客賞」を設ける形で開催。本作は、「TOKYOプレミア2020」部門の出品作品として上映された。(取材・文:壬生智裕)

映画『私をくいとめて』は12月18日より全国公開

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