勢い止まらない!萩原みのり、俳優としての熱い思い

出演作『佐々木、イン、マイマイン』が初日を迎えた萩原みのり
出演作『佐々木、イン、マイマイン』が初日を迎えた萩原みのり - (C) 「佐々木、イン、マイマイン」

 2020年、7本の出演映画が公開される萩原みのり。映画『佐々木、イン、マイマイン』(公開中)では、主人公・悠二(藤原季節)の元恋人・ユキを演じている。映画、ドラマなど数多くの撮影現場を経験している萩原が、エンドロールが流れる際に「自分の心臓の音が聞こえるぐらい高鳴った」というほどのめり込んだ作品で得たことや、俳優という仕事への熱い思いを語った。

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 萩原は、すでに恋人関係が終わっているものの、ズルズルと同棲生活を続ける女性・ユキを演じた。藤原演じる悠二との打算的な関係は、ややもすると同性から嫌われる危険性があると感じた萩原は「観ているお客さんからも、どこか愛らしいと思ってもらえる女性」を意識して繊細に演じた。

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 相手への距離感一つで不快に感じられてしまう、さじ加減の難しいキャラクター。役を作っていくうえでは難しさを感じていたが、恋人を演じた藤原には大いに助けられた。「季節くんとは昔からの友達で、プライベートでも相談することが多かったんです。その関係性が、この作品ではいい方向に反映された気がします。会話のリズムも無理して作り出すことなく、自然とできたのはすごくありがたかったです」

佐々木インマイマイン
(C) 「佐々木、イン、マイマイン」

 劇中では、俳優を目指して上京したものの、日の目を見ない日々を送っている悠二が高校時代の同級生と偶然再会したことから、当時学校内でカリスマ的な存在であった佐々木との日々を回想する青春が、楽しくもほろ苦く描かれている。

 萩原は自身が出演している作品であるにもかかわらず、完成した映画を観たとき「後半にかけてずっと泣きながら観ていました。エンドロールが始まった瞬間一瞬息が止まって、自分の心臓の音が聞こえて、身体中の血がすごい勢いで流れていくようでした」とこれまで味わったことのないような映画体験だった。同時に、そんな作品に自身が関わったことが「本当に嬉しかった」と破顔した。

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 萩原が“愛の塊”と称した本作、そして同日公開の劇場版『アンダードッグ』をはじめ、2020年は7本もの出演作品が公開された。「自粛期間もあり、これまで経験したことのないような1年でしたが、本当にアッという間でした」と振り返ると「いままで挑戦できなかった役もやらせていただき、周囲の声も変わってきました。自分ではまだまだと思う部分が多いのですが、『最近頑張っているね』と声をかけてくれる人が増えたことは、すごく励みになります」と心から嬉しそうにする。

佐々木インマイマイン
(C) 「佐々木、イン、マイマイン」

 撮影現場での感覚も変わった。これまでは映画作りに「参加する」という意識だったが、昨年末に撮影していた『佐々木、イン、マイマイン』では、組の一員という思いが強かった。その後の作品では「スタッフさんとのコミュニケーションの取り方も積極的になることができました」と明らかな成長があった。

 出演作が次々に公開されることで「いままではビビッてしまって自分から提案できなかったことも、積極的に監督に話せるようになり、現場ごとに目標も掲げられるようになりました」と高い意識で作品に臨めるようになった。

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 「記憶に焼き付くような表情を作品ごとに残せるようになりたい」と理想の俳優像について語った萩原。映像で表現する場で戦う人間として「言葉にしなくていいことを強みにできる役者になりたい」と前を向く。

 強い思いを持って臨む女優業。劇中「できるからやるんじゃない。できないからやるんだ」という印象的な言葉がある。萩原も「すごく背中を押された言葉」としみじみ語ると「このお仕事は、観てくれる人がいるからこそ成立する。だからこそ周囲の評価は気になります。正直に言うと、ただただ褒められたい……。それがわたしの原動力になっているんです」と胸の内を明かした。

 飾らず奢らず、正直に、そして真摯に仕事に向き合う萩原。そんな彼女が「映画館で観ていただいて、絶対後悔させることがない作品だと思います」と太鼓判を押す『佐々木、イン、マイマイン』。「映画を観た人みんなが佐々木に出会える。そして勇気を与えてもらえます」と力強く語った。(取材・文:磯部正和)

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