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北村匠海主演×内山拓也監督『しびれ』ベルリン映画祭パノラマ部門に出品決定!【コメント全文あり】

祝・ベルリン映画祭出品!『しびれ』映画祭選出記念新ビジュアル
祝・ベルリン映画祭出品!『しびれ』映画祭選出記念新ビジュアル - (C) 2025「しびれ」製作委員会

 『佐々木、イン、マイマイン』や『若き見知らぬ者たち』を手がけてきた内山拓也監督の最新作『しびれ』(英題:『NUMB』)が、2026年2月12日から22日まで開催される第76回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品されることが決定した。ベルリン国際映画祭は、ドイツの首都ベルリンで開催される国際映画製作者連盟公認の国際映画祭で、そのうちパノラマ部門では部門ディレクターが優れていると判断した作品群が上映される。コンペティションの賞の対象外ではあるが、観客賞をはじめとした、特別賞の受賞候補作品が上映される部門だ。

【動画】映画『しびれ』映画祭用本編映像

 本作は、内山監督が故郷である新潟を舞台に、居場所とアイデンティティを模索する少年の物語を自伝的作品として描く渾身の一作。孤独な少年が大きな愛を知るまでの20年間を、内山監督が構想十余年をかけて執筆したオリジナル脚本で描く。

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 主演を務めるのは北村匠海。どこにも居場所がない孤独な少年期をくぐり抜け、自分のもとを離れた父への静かな怒りや、女手一つで自分を育てた母に対し憎しみと愛の相反する感情に揺れる主人公・大地の青年期を演じる。大地の母・亜樹役を宮沢りえ、大地の父・大原役を永瀬正敏が務める。また、少年期の大地を榎本司加藤庵次穐本陽月の3人が演じる。

 正式出品を受け、内山監督は「すべてのスタッフ、キャスト、携わってくれた方々、作品をベルリンの地へ運んでいただき心から感謝しています。『しびれ』の静寂と温もり、呼吸と眼差し、そして生きる歓びが、海を超えて、誰かの心をすこしでも軽くできますよう願っています」とコメント。北村も「歴史ある映画祭で『しびれ』を評価していただけて本当に嬉しく思います。僕たちの愛情が少しでも届くことを願っています」と喜びを語った。

 出品決定を記念し、大地と母・亜樹が寄り添う姿を収めた新ビジュアルも完成した。さらに、加藤庵次演じる少年時代の大地が川で生活用水を汲む姿をドキュメンタリーのように捉えた「ベルリン国際映画祭用本編映像」も公開されている。本作は11月に開催された第26回東京フィルメックスのコンペティション部門で審査員特別賞を受賞しており、国内外から注目されている。映画『しびれ』は2026年全国公開。内山監督と北村のコメント全文は以下の通り。

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内山拓也(監督・原案・脚本)

雪が降り、息を白くする2月のベルリンは、冬を実感する光景で、本作にとってまさにぴったりの舞台に選ばれたのではないかと感じています。映画を祝福するようなそんな情景を、目に焼きつけたいと思います。
すべてのスタッフ、キャスト、携わってくれた方々、作品をベルリンの地へ運んでいただき心から感謝しています。
「しびれ」の静寂と温もり、呼吸と眼差し、そして生きる歓びが、海を超えて、誰かの心をすこしでも軽くできますよう願っています。

北村匠海 (大地役)

ベルリン国際映画祭 パノラマ部門に「しびれ」が選出されました。
歴史ある映画祭で「しびれ」を評価していただけて本当に嬉しく思います。
僕たちの愛情が少しでも届くことを願っています。

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