芦田愛菜、アニメ映画『岬のマヨイガ』で主演声優 不思議な古民家映す特報&ビジュアル公開

主人公ユイの声を務める芦田愛菜
主人公ユイの声を務める芦田愛菜 - (C)柏葉幸子・講談社/2021「岬のマヨイガ」製作委員会

 柏葉幸子の小説に基づく長編アニメーション映画『岬のマヨイガ』の公開日が8月27日に決定し、主人公の声を芦田愛菜が務めることが4日、明らかになった。併せて特報も公開され、居場所を失った主人公がたどり着いた古民家“マヨイガ”での不思議な暮らしが一部見られる。

【写真】河童も登場!『岬のマヨイガ』場面写真

 本作は、野間児童文芸賞を受賞した同名小説に基づくファンタジー。ある事情で家を出た17歳の少女ユイ(声:芦田)と両親を事故で亡くしたショックで声を失った8歳のひよりが、ふしぎなおばあちゃん・キワさんに導かれ、海の見える伝説の古民家で傷ついた心を癒やしていく。脚本を『映画 「聲の形」』や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズなどの吉田玲子、監督を「のんのんびより」シリーズで吉田と組んだ川面真也が務める。

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主人公ユイのビジュアル (C)柏葉幸子・講談社/2021「岬のマヨイガ」製作委員会

 主人公ユイを演じるのは、大河ドラマ「麒麟がくる」の明智光秀の娘たま役も記憶に新しく、『海獣の子供』(2019)『映画 えんとつ町のプペル』(2020)などのアニメーション映画で声優としての活躍も続く芦田愛菜。加えて、新たなスタッフも発表。キャラクターデザイン原案に京都市交通局「地下鉄に乗るっ」プロジェクトのキャラクターデザインを務めた、イラストレーター、キャラクターデザイナーの賀茂川。音楽に、星野源やGUTHERら数々のアーティストとコラボし、『リトル・フォレスト』などの映画音楽も手掛けてきた作曲家、音楽家の宮内優里。映画の舞台である岩手県の知事・達増拓也が「小鎚川の河童」役で声優に初挑戦する。

 公開された特報は、居場所を失ったユイとひよりが、キワさんに連れられマヨイガを訪れるシーンからスタート。岩手の緑豊かで美しい自然を背景に、マヨイガでの温かく優しい日常、そこに集う河童や狛犬など“ふしぎっと”と呼ばれる優しい妖怪たちが描かれる。

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 物語の舞台のモデルとなった岩手県大槌町では「映画『岬のマヨイガ』を応援する会」を発足し、映画とのコラボグッズの開発やコラボビジュアルを制作予定。岩手県遠野市でもコラボ商品の企画を検討しており、岩手県内でさまざまな展開を予定している。

 主人公ユイ役の芦田愛菜、賀茂川(キャラクターデザイン原案)、宮内優里(音楽)、達増拓也(岩手県知事)のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

芦田愛菜(主人公ユイ役)
 岩手県に伝わる、迷い込んだ人をもてなしてくれる伝説の家、”マヨイガ”。本当は私たちの周りにも存在するかもしれないのに、皆さんが気付いていないだけかもしれません。そういった、自分にしか気付くことのできない“小さな幸せ”って実は身近にあるんだよというメッセージを作品から感じました。そして、ユイを演じることを通して、自分を受け止めてくれる人がいるということは、こんなにも心地が良くて優しい気持ちになれるんだなということを感じました。映画『岬のマヨイガ』が、皆さまにささやかな幸せを運んでくれるといいなと思っています。

賀茂川(キャラクターデザイン原案)
 彼女たちはどんな洋服や靴が好きなんだろう。とはいえ大変な時だったから、格好まで気が回らないかも?あるいはファッションに全然興味なかったらどうしよう。いやさすがにそれは失礼か。ファッションやデザインは心を豊かにすると思っています。大変な時だからこそ、ちゃんと彼女たちの好きなものを用意してあげたかった。ファッションはキャラクター原案の一部に過ぎませんがぜひ各キャラクターを足先まで御覧ください。

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宮内優里(音楽)
 不思議や不安がいっぱいで、生きづらさも時折感じる今の世の中。劇中のキャラクターたちが、不思議はやわらかく、不安はしっかりと受け止めて逞しく前に進んでいく姿に、音楽を作りながら背中を押してもらったような気がします。あらすじに「ふしぎだけどあたたかい」という言葉がありますが、ふしぎなものというのは、とってもあたたかいものなのかもしれません。ぜひ劇場で、ふしぎなあたたかさを感じてみてほしいです。

達増拓也(岩手県知事)
 私が演じた小鎚川の河童は、のんびりとしたキャラクターで、自然体で演じることができたと思います。岩手県は、映画に登場するマヨイガや、私が演じた河童をはじめとした妖怪文化が根付いています。映画では、その不思議な世界が、岩手の豊かな海や山の景色とともに美しい映像で描かれていますので、たくさんの方にご覧いただき、岩手の魅力を感じてほしいと思います。

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