映画「科捜研の女」佐々木蔵之介がシリーズ最大の敵役に！
俳優の佐々木蔵之介が、沢口靖子主演の人気ミステリードラマ初の映画化となる『科捜研の女 －劇場版－』（9月3日全国公開）に出演することが明らかになった。特報映像などで登場が予告されていた、“シリーズ史上最大最強の敵”として、主人公・榊マリコ（沢口）の前に立ちはだかる天才科学者・加賀野亘（かがのわたる）を演じる。
法医研究員・榊マリコを中心とした京都府警科学捜査研究所（通称：科捜研）メンバーが、世界中で発生した科学者たちの連続転落死に挑む本作。佐々木ふんする加賀野は、人間の腸内にある「未知の細菌」を発見し、世界的に脚光を浴びている天才科学者という役どころ。マリコたちは、死亡した科学者たちがその細菌に興味を持っていたことを知り捜査を進めるが、加賀野には鉄壁のアリバイがあった。
『科捜研の女』について「20年歩んできた歴史がありながらも、決してそれに甘えることはなく、お互いの信頼関係を築いて、自信を持って現場が進行していく力強さを感じました。そんなチームに呼んで頂けてとても嬉しかったです」という佐々木は、意外にも初という科学者役に「セリフ量も専門用語の物量も多く、なかなか大変でした（笑）」と苦笑い。地元・京都での撮影を「京都撮影所の皆さんの話している声からも“京都”が感じられて、居心地が良かったです」と振り返っている。
一方、そんな最大の敵に挑んだマリコ役の沢口は「舞台や映画で大活躍の実力派の佐々木さんのお名前を聞いたときは、小躍りしてしまうような喜びでした。撮影の合間は楽しくお話してくれる方ですが、お芝居にスイッチが入るとすごい迫力で気圧されそうでした。けれど私も負けないように心を強く持って撮影に臨みました」と共演時の思いを告白。佐々木の起用について、テレビ朝日の関拓也ゼネラルプロデューサーは「物腰の柔らかさを漂わせながらも、ゾクッとするような迫力で、シリーズ史上最強の敵を演じてくださいました。マリコと加賀野の科学者バトルをぜひお楽しみください」と期待を寄せている。
本作には、捜査一課刑事・土門薫役の内藤剛志をはじめ、若村麻由美（風丘早月役）、風間トオル（宇佐見裕也役）、金田明夫（藤倉甚一役）、斉藤暁（日野和正役）、西田健（佐伯志信役）、渡部秀（橋口呂太役）、山本ひかる（涌田亜美役）、石井一彰（蒲原勇樹役）らレギュラーキャストが出演。脚本はシリーズ脚本家の櫻井武晴が担当。音楽は『攻殻機動隊』シリーズなどの川井憲次、監督は2009年よりシリーズに携わる兼崎涼介が務める。佐々木蔵之介、沢口靖子のコメント全文は以下の通り。（編集部・入倉功一）※榊の字は木へんに神、崎の字は「たつさき」が正式表記
佐々木蔵之介／加賀野亘役
歴史ある作品の劇場版に参加させて頂けるということをとても光栄に思っています。地元、京都に来られたというだけで嬉しいですし、京都撮影所の皆さんの話している声からも“京都”が感じられて、居心地が良かったです。「科捜研の女」シリーズは20年歩んできた歴史がありながらも、決してそれに甘えることはなく、お互いの信頼関係を築いて、自信を持って現場が進行していく力強さを感じました。そんなチームに呼んで頂けてとても嬉しかったです。
僕が演じる加賀野教授は、“未知の細菌”を熱心に研究しているのですが、のめり込むあまり周囲を気にせず突き進んでいるところがある、少しマッドサイエンティスト的な人物です。科学者役ということで、セリフ量も専門用語の物量も多く、なかなか大変でした（笑）シリーズ史上最難関の事件、マリコと加賀野の正義を賭けた科学者同士の熱き戦いをお見逃しなく！
沢口靖子／榊マリコ役
舞台や映画で大活躍の実力派の佐々木さんのお名前を聞いたときは、小躍りしてしまうような喜びでした。撮影の合間は楽しくお話してくれる方ですが、お芝居にスイッチが入るとすごい迫力で気圧されそうでした。けれど私も負けないように心を強く持って撮影に臨みました。科学に向き合う者同士ではあるけど、見ている先が違う。そんな2人がぶつかる姿から、今までお見せしていないマリコの姿をお届けできると思います。ぜひ劇場版の公開をお楽しみに。
映画『科捜研の女 －劇場版－』は9月3日より全国公開
