柳楽優弥、映画は映画館で観たい『HOKUSAI』ヒット祈願で思い

柳楽優弥はじめ『HOKUSAI』キャスト(橋本一監督、玉木宏、田中泯、、柳楽優弥、永山瑛太、瀧本美織)
柳楽優弥はじめ『HOKUSAI』キャスト(橋本一監督、玉木宏、田中泯、、柳楽優弥、永山瑛太、瀧本美織)

 俳優の柳楽優弥が13日、浅草ビューホテルで行われた、映画『HOKUSAI』ヒット祈願報告会に出席、「やはり映画は映画館で観たい」と思いを語った。この日は老年期の北斎を演じた田中泯をはじめ、玉木宏瀧本美織永山瑛太橋本一監督も来場した。

『HOKUSAI』ヒット祈願フォトギャラリー

 この日のイベント前には、北斎が86歳の時に描いたとされる肉筆画「須佐之男命厄神退治之図」(すさのおのみこと やくじんたいじのず)が奉納されている、墨田区の牛嶋神社で、一同そろって大ヒット祈願を実施。同作には、須佐之男命の前に厄神たちがひざまずき、二度と悪さをしないと誓わされている場面が描かれている。新型コロナウイルス感染拡大防止が叫ばれている、現在だからこその内容に、柳楽は「北斎の絵には、悪いものを断ち切る力がある気がします。大変な状況ですが、映画の持つ力で、この状況をはね返していけたらと思いました」と晴れやかな表情。田中も「北斎が86歳の時に描いた絵だと聞いて、驚いております。須佐之男命のように、『HOKUSAI』も活躍してくれたらいいなと思っております」と続いた。

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 本作は「富嶽三十六景」などで知られる浮世絵師・葛飾北斎の謎に包まれた生涯を描いた伝記ドラマ。北斎の青年期を柳楽が、老年期を田中がそれぞれ演じている。劇中で、美人画の大家・喜多川歌麿を演じた玉木は「当時は今の芸能に通じるところがある気がします。才能がある人たちが集まって、その中でアーティストたちが切磋琢磨(せっさたくま)して、這(は)い上がるところは重なる部分がありますね。歌麿は、若き北斎に対して刺激を与える役どころでしたが、撮影時も柳楽くんの目がすごく印象的で。内に秘めた闘志を感じながら、演じておりました」と撮影を振り返った。

 現在、東京都などでは、休業要請により、シネコンをはじめ多くの映画館が営業できない日々が続いている。そのことを踏まえた橋本監督は「これは僕個人の意見ですが」と前置きしたうえで、「映画館が空けられないというのは言語道断だと思います。何の理屈もないまま、ズルズルと閉められて、映画に触れられない人がいる。そこは考えてほしいし、むしろ開けた方が世のためになると、僕は信じて映画を作っています」と語るひと幕もあった。

 またこの日は、どんな困難な日も絵を描き続けた北斎の生き様を踏まえて「こんな日だからこそやり遂げたいこと」というテーマのトークも展開。そこで柳楽は「僕は映画が大好きですし、映画の持つパワーにあこがれています。やはり、映画は映画館で観たいと今は感じています。そのなかで、どんな状況であってもひたむきに頑張ったりするわけで、時代がどうこうではなく、自分を信じる力が大事なので、その気持ちは持っていたい。そして、しっかりと映画館で映画を観たいなと思っています」と語った。(取材・文:壬生智裕)

映画『HOKUSAI』は5月28日より全国公開

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