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三世代の女性を襲う恐怖…『アベンジャーズ』ルッソ兄弟プロデュースの戦慄ホラー公開

祖母の頭が消えてる…『レリック ー遺物ー』
祖母の頭が消えてる…『レリック ー遺物ー』 - (c) 2019 Carver Films Pty Ltd and Screen Australia

 祖母、母、娘の三世代に襲いかかる恐怖を描くホラー映画『RELIC』が、『レリック ー遺物ー』の邦題で8月13日より全国公開されることが決定した。

【画像】“現代ホラーの頂点”と称された『へレディタリー/継承』

 日系オーストラリア人ナタリー・エリカ・ジェームズ監督のデビュー作である本作は、母の故郷・日本を久しぶりに訪れた監督が、認知症によって変わり果てた祖母の姿に強いショックを受けたという体験から着想を得たホラー。家族の関係性やジェンダー問題などを反映した脚本は評判を呼び、俳優のジェイク・ギレンホールが製作、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などを監督したアンソニー・ルッソジョー・ルッソ兄弟が製作総指揮として名乗りを上げた。

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 森に囲まれた家でひとり暮らしをする老女エドナが失踪し、娘ケイと孫サムは自宅に急行する。エドナが認知症に苦しんでいた痕跡を発見した二人の不安がピークに達した頃、別人のように変貌したエドナが帰宅。サムは母と一緒に祖母の本当の姿を取り戻そうと動き出すが、変わり果てたエドナと彼女の家に隠された暗い秘密が二人を恐怖の渦へと飲み込んでいく。

 家族写真を収めたポスタービジュアルでは、祖母の顔が黒い煙となって消えかかっており、「愛したものが またひとつ 消えてゆく」という謎のキャッチコピーが添えられている。本作は、2020年のサンダンス映画祭でお披露目されると、『ババドック 暗闇の魔物』『へレディタリー/継承』に次ぐ傑作と絶賛され、第30回ゴッサム賞では作品賞にノミネート、ナショナル・ボード・ オブ・レビュー賞ではインディペンデント映画トップ10に選出された。

 主要キャストには、エミリー・モーティマー(『メリー・ポピンズ リターンズ』)、ロビン・ネヴィン(『エンジェル・ベイビー』)、ベラ・ヒースコート(『高慢と偏見とゾンビ』)らが名を連ねている。(編集部・倉本拓弥)

映画『レリック ー遺物ー』は8月13日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開

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