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帰郷した姉弟を襲う怪異…戦慄ホラー『ダーク・アンド・ウィケッド』11月に公開

『ダーク・アンド・ウィケッド』日本版アートワーク
『ダーク・アンド・ウィケッド』日本版アートワーク - (C) 2020, Panther Branch, LLC All Rights Reserved

 父の最期を看取るために帰郷した姉弟が怪異に襲われる様子を描くホラー映画『THE DARK AND THE WICKED(原題)』の邦題が『ダーク・アンド・ウィケッド』に決定し、11月26日より日本公開されることが明らかになった。あわせて日本版アートワークも公開された。

【写真】ベルティノ監督が手掛けた『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』

 本作の監督・脚本・製作を務めたのは、山奥の一軒家でカップルを襲う恐怖の一夜を描いた『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』(2008)で注目を浴び、その後も一貫して恐怖表現を追求し続けてきたブライアン・ベルティノ。本作では、両親から離れてそれぞれ暮らすルイーズとマイケルの姉弟が、父の病状が悪化したとの知らせを聞き、生家であるテキサスの人里離れた農場を久々に訪れたことから巻き起こる恐怖が描かれる。

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 母に見守られて、ひっそりと最期を迎えようとしていた父のもとを訪ねた姉弟。だが、母は「来るなと言ったのに」と突き放し、彼らは両親の様子がおかしいことを察する。その夜、母が首を吊って亡くなってしまうが、それは彼らを待ち受ける恐怖の幕開けにすぎなかった。

 主演を務めたのはアカデミー賞作品賞候補に挙がった『アイリッシュマン』『最後の追跡』などのマリン・アイルランドと、A24が手掛けた『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』などのマイケル・アボット・Jr。本作はジャンル映画の権威であるシッチェス・カタロニア国際映画祭にて最優秀女優賞と撮影賞の2部門に輝いている。ほか共演にはザンダー・バークレイジュリー・オリバー・タッチストーンマイケル・ザグストも名を連ねている。

ダーク・アンド・ウィケッド
(C) 2020, Panther Branch, LLC All Rights Reserved

 あわせて公開された日本版アートワークには、大量の動物の死骸が打ち捨てられた農場と、そこに呆然と佇む姉弟の姿が捉えられている。田舎の農場を襲う“邪悪なもの”とは? 物語の全貌への期待を高めるビジュアルに仕上がっている。(編集部・大内啓輔)

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