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【ネタバレ注意】『ワイルド・スピード』第9弾、ラストシーンは始まりにすぎない…監督が明言

ラストシーンの意味は? - 画像は『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』より
ラストシーンの意味は? - 画像は『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』より - Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『ワイルド・スピード』シリーズ第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のメガホンを取ったジャスティン・リン監督が、「次回作の始まりにすぎない」というラストシーンについて、The Hollywood Reporter のインタビューで語っている。(以下、ラストシーンのネタバレを含みます)

【動画】『ワイルド・スピード』ハンはなぜ短髪に?サン・カン本人に直撃

 主人公ドミニク(ヴィン・ディーゼル)の弟ジェイコブ(ジョン・シナ)が関与する恐ろしい陰謀を阻止すべく、お馴染みのファミリーが立ち上がる本作。前作では出番がなかったブライアンの妻ミア(ジョーダナ・ブリュースター)や、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で死んだと思われたハン(サン・カン)が再登場するなど、シリーズ20周年を祝うかのように、ファミリーが再集結を果たした。

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 本作のエンドロール直前、ある人物のもとをハンが訪ねるシーンが挿入されている。その人物こそ、東京でハンを仕留めた暗殺者デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)だ。ジャスティン監督が『ワイルド・スピード EURO MISSION』を完成させて一度シリーズを去った後、デッカードは次第にヒーローのような立ち位置となり、彼が活躍するスピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』まで製作された。ハンが退場し、デッカードがファミリー入りする展開に納得がいかないファンは「#JusticeForHan(ハンに正義を)」と声を上げ、ハン復活を要求。本作でシリーズ復帰した監督は、ファンの要望に応えるような形でハンをファミリーに戻した。

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デッカードと因縁の再会を果たしたハン - Universal Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ハンの復活によって Justice For Han 運動に決着がついたと捉えるファンも多いだろう。しかし、ジャスティン監督は「Justice For Han は『ハンが去ったから、私たちが彼を復活させた』で終わることではない。間違ったことをどうやって正しくするか考えることが大事なんだ」と語っており、ハンの復活で物事が前に進むことに意味があると説明している。

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 シリーズは今後、第10弾と完結編となる第11弾の製作が予定されている。ハンとデッカードの因縁について「さらに広げていったり、明確にすることは山ほどあります」というジャスティン監督は、「まだまだこれからですよ」とラストシーンが第10弾の序章にすぎないと明言した。

 ちなみに、ハン役のサン・カンも Justice For Han は「まだ解決していない」と The Hollywood Reporter のインタビューで語っている。「ハンが愛した人(ガル・ガドット演じるジゼル)はもういないからね。どうやってその問題を解決する? それに、もしそのことに深く関わる奴(デッカードの弟オーウェン・ショウ)を見つけたら、ハンはどうすると思う? いずれわかることさ」

 ハンとデッカードのその後については「全くわからない」というサン。「ジャスティンは直前まで教えてくれないと思う。その後の展開をすでに決めているかは知らないけど、アイデアはあると思うよ」と語っている。(編集部・倉本拓弥)

『ワイルド・スピード』人気キャラ、ハン復活!映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』インタビュー » 動画の詳細
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