『DUNE/デューン』ヴィルヌーヴ監督、原作映像化の旅は終わらない!パート2実現に期待

『DUNE/デューン 砂の惑星』撮影現場で指示を出すドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
『DUNE/デューン 砂の惑星』撮影現場で指示を出すドゥニ・ヴィルヌーヴ監督 - (C) 2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

 作家フランク・ハーバートの傑作小説を映画化した『DUNE/デューン 砂の惑星』(10月15日全国公開)のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、原作の重要性や続編について、日本メディア向けの記者会見で語った。

【動画】原作を最大限リスペクト!『DUNE/デューン 砂の惑星』予告編

 希少な香料が生産される砂の惑星アラキス(通称:デューン)を舞台に、アトレイデス家とハルコンネン家の熾烈な覇権争いを描く本作。原作となった小説「デューン 砂の惑星」(1965)は“映像化困難”とまで言われ、過去にはデヴィッド・リンチアレハンドロ・ホドロフスキーといった著名監督が壮大な世界観を映画化しようと挑んだ。

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 少年時代に原作と出会ったヴィルヌーヴ監督は、「デューン 砂の惑星」を“バイブル”と表現するほど原作愛に満ち溢れている。だからこそ、映画化企画は原作の世界観を壊さぬよう細心の注意を払って進めていた。「小説を映像化することは、乱暴な行為でもある。脚色するにあたって、色々な設定を曲げたり、歪めたりしなければならないから」と監督は言葉を選びながら語った。

 音楽を手がけたハンス・ジマーや編集のジョー・ウォーカーといった信頼する製作スタッフと、終わりのない打ち合わせを行ったヴィルヌーヴ監督。彼らとの話し合いのカギとなったのは、やはり原作小説だった。「(原作は)クルーにとってバイブルのようなもの。できる限り、原作の描写や詩に近いものにしたかった。自然をありのままに撮ろうということも話しましたし、グリーンバックなどではなくフィジカルな環境で撮影することを強く望みました。砂漠の深くまでみんなを連れて行き、私たちの魂にどうインパクトを与えるのか、肌で感じてもらえたのではないかと思います」

 またヴィルヌーヴ監督は、主演のティモシー・シャラメらキャスト陣にも、導入として原作を読むように注文した。「原作のエッセンスやトーン、雰囲気を感じてもらいたかったんです。そして、読んだ後に長い会話をしていただきました。原作のキャラクターとは35年以上共にしているので、キャストに各キャラクターの特性を説明することは容易いことでした。長いプロセスでしたが、彼らは情熱的に接してくれましたね」

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 観客が映画を鑑賞した後、原作に近かったと思ってくれることが「なによりも嬉しい言葉」だというヴィルヌーヴ監督。『DUNE/デューン 砂の惑星』は原作小説の前半パートを映画化しただけで、「まだ(映像化の)旅は終わっていない」とも。「パート2で私がやりたいことはすでにわかっていますが、ネタバレはしたくありません。パート1は『DUNE/デューン』の世界観へと案内するインビテーションのような役割、例えるなら前菜。パート2こそがメインディッシュであり、本当に観ていただきたいものなのです」とパート2実現に向けて期待を込めた。(編集部・倉本拓弥)

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