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眞栄田郷敦、役者として初めての賞に決意新た「人として優れた役者に」

トロフィーを手に喜びを語る眞栄田郷敦
トロフィーを手に喜びを語る眞栄田郷敦

 俳優の眞栄田郷敦が16日、スペースFS汐留で開催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021 Powered by Hulu」のオープニングセレモニーに出席し、役者としてのさらなる目標を語った。

眞栄田郷敦、南沙良、バカリズムがニューウェーブアワード受賞!オープニングセレモニーの様子【写真】

 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭は「世界で一番、楽しい映画祭」を合言葉に、北海道夕張市で誕生した映画祭。全72作品をラインナップした今年は昨年同様、オンラインにて9月16日から20日まで開催される。同映画祭の顔となる2大コンペ部門(ファンタスティック・ゆうばり部門、インターナショナル・ショートフィルム部門)も予定通り執り行われる。

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 眞栄田が受賞したのは、輝かしい活躍を見せる俳優やクリエイターに対して贈られる「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」の男優部門。オープニングセレモニーが行われたこの日、眞栄田は女優部門を受賞した南沙良、クリエイター部門を受賞したバカリズムとともに登壇した。

 壇上でトロフィーを受け取った眞栄田は「2019年にご縁あって『小さな恋のうた』という映画でこの世界に入らせていただきました。そこから今日、初めて役者としての賞をいただきました。ありがたいです」と感無量の表情。続けて「ここから人として優れた役者を目指して精進していきたいです。これからもよろしければ(自分の活躍を)見ていてください」と嬉しそうにコメントした。

 バカリズムは壇上でトロフィーを受け取ると照れ臭そうな表情。「この賞をいただいたのですが、クリエイターぶらず、あくまでお笑い芸人として頑張っていきたい」と謙虚なコメント。南も「幼い頃から映画が大好き。そんな私がスクリーンの中で役として生きられるのは周りの支えがあったからこそ。これから多く人の胸に届くような映画を作りたいと思います」と笑顔で喜びを語った。

 この日はまた、今期のスペシャルプログラムの上映作品の中から、『ATEOTD』と『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』の2作品を監督した齊藤工、『ピアノ-Piano-』の清水康彦監督、『逢いたい』に出演した木下彩音もオープニングゲストとして登壇。『世界で一番すばらしい俺』で主演を務めた剛力彩芽もコメント動画を寄せた。

 齊藤は壇上に上がると夕張市民にエールを送る。「夕張で冬に雪の積もるなか、夕張市民の方とお会いするのが恒例だったんですけど、オンラインで参加で新鮮です。夕張でいつもいただく体温のような温かさをみなさんにお伝えする一端を担えればと思います」と力強く語った。(取材・文:名鹿祥史)

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