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「ルパン三世」大塚明夫が目指す次元大介

「ルパン三世 PART6」で次元大介の声を担当する大塚明夫
「ルパン三世 PART6」で次元大介の声を担当する大塚明夫

 10月9日より日本テレビ系で放送が開始となる人気テレビアニメの最新作「ルパン三世 PART6」。アニメ化50周年という節目に次元大介役のバトンが小林清志から大塚明夫へと引き継がれた。大塚が取材に応じ、目標とする自身の次元大介について語った。

【動画】アニメ「ルパン三世 PART6」第2弾PV

 オファーを受けた時は「清志さんに何かあったのかと思って驚きました。そっちが先でした」と大塚。「僕が小学校の頃に『PART1』が始まって、それからずっとファンで観ていました。次元の声が清志さんじゃなくなる残念な気持ちが先。自分に務まるかどうかはその後でした」と続けた。

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 「子どもの頃に観て本当にかっこよくて夢中になりました。(アニメ『ルパン三世』の)大人な雰囲気がそれまで観ていた子ども向けのアニメとまったく違っていて、すごく新鮮で。ワクワクして毎週楽しみにしていました」と大塚にとって特別な作品。そんな作品の重要キャラクター・次元大介を大塚はどのように演じているのか。アフレコ時を振り返る。

 「不思議なもので、僕が僕なりの次元をやろうと次元にセリフをあてこんでいく時、自分の中から出てくる音が『清志さんが演じていた次元大介』に近寄っていくんです。僕の中に清志さんの次元大介が住み着いていて、勝手に演じ始める感覚。『清志さんはこういう時どうするんだろう』と常に考えてそれが頭の中でグルグルしていて、自然と清志さんの次元に近づいていきます」

 大塚は自身の「次元大介の個性」について説明する。「僕の次元の個性は清志さんと全部同じことをやって初めて出てくると思うんです。50年も演じてこられた清志さんがつくりあげたスタイルは崩すべきではありません。清志さんのスタイルの中で一生懸命やって、トレースしようとして、どうしてもシンクロしない部分が『僕の次元の個性』だと思います。だからなるべく清志さんに近づけるようにやりたい。清志さんのスタイルをなくしてニュートラルに声を出すと『これは次元じゃない』と自分でも思ってしまいますから。そのくらい次元は強烈なキャラクターなんです」

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 「清志さんの型にハメていくことによって、きっと僕の中に『次元大介という回路』が生まれてくる。それを続けていくことによって、初めて自分の次元が自在になるんじゃないでしょうか。人生も60を超えてこんなに厄介で楽しいことに巡り合えることは本当にラッキーだなと思います。その分、プレッシャーも大きいのですが」と大塚は笑った。

ルパン三世
「ルパン三世 PART6」キービジュアル - 原作:モンキー・パンチ (C) TMS・NTV

 「僕自身が次元大介の声が変わるのはちょっと受け入れがたい。僕が子どもの頃からずっと次元は清志さん。それが誰かに変わること、次元大介の絵から清志さんじゃない声が出てくることが自分でも納得がいかない。多くのファンの方々も同じだと思うので、ファン代表みたいな気持ちでのぞみます。他の人が演じて叩かれるのは見ていて嫌なので、それだったら僕がという気持ちです。叩かれるか叩かれないかは自分次第。自分が叩かれる分には『しょうがない、自分が追いつかないだけだ』と納得がいく」と話した大塚は、「至らないところだらけで寂しいところもあると思いますけれど、どうか一つ、誠心誠意やってまいりますのでみなさん応援してください」とメッセージを送っていた。

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 モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」は、世界的大泥棒アルセーヌ・ルパンの孫であるルパン三世と、次元大介、石川五ェ門、峰不二子ら仲間と、宿敵・銭形警部などが織りなすアニメーション。アニメ化50周年記念作品「ルパン三世 PART6」では、ルパンが名探偵シャーロック・ホームズと対峙する。シリーズ構成に大倉崇裕、各話脚本にゲストとして辻真先芦辺拓樋口明雄湊かなえ押井守が参加。(編集部・海江田宗)

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