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上西雄大、『西成ゴローの四億円』プレミア上映に感無量!

舞台あいさつに登壇した上西雄大監督はじめ、津田寛治、木下ほうか、徳竹未夏、古川藍ほか。
舞台あいさつに登壇した上西雄大監督はじめ、津田寛治、木下ほうか、徳竹未夏、古川藍ほか。

 今月16日、開催中の「京都国際映画祭2021」にて、上西雄大監督・主演の最新作『西成ゴローの四億円』が、京都のよしもと祇園花月でプレミア上映され、上西監督のほか、津田寛治木下ほうか長原成樹徳竹未夏古川藍が舞台あいさつに登壇した。この日は「上西雄大監督特集」として、赤井英和とタッグを組み『ねばぎば 新世界』、児童虐待を妥協なき視点で描き、全国のミニシアターで熱狂を生んでいる『ひとくず』のディレクターズカット版も一挙に上映された。

【動画】映画『西成ゴローの四億円』特報

 「皆さん、映画はどうでしたか?」と上西監督が会場に問いかけると、会場からは万雷の拍手が沸き起こった。鳴り止まない拍手を聞き、「この作品を皆さんに披露する場所を与えていただいて本当にうれしいです。ありがとうございます!」と、声を震わせながら頭を下げた。

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 本作に出演した津田は上西監督作品の印象を「どれもキャラがすごく立っている。演じていても楽しさしかなかったです! 後編もさらにディープなキャラクターがたくさん登場しますよ!」と話し、同時公開される後編作品『西成ゴローの四億円 死闘篇』への期待をあおった。

フォトセッション
吉本新喜劇からすっちー、清水けんじ、吉田裕らも登場!

 最後に行われたフォトセッションでは、吉本新喜劇からすっちー清水けんじ吉田裕がサプライズで登場。「西成ゴローはどこや!」と吉田裕が乱入するとすっちーがおなじみのネタ「乳首ドリル」を披露。その後、劇中で過激な暴言を吐きながら大暴れするキャラクターの闇金姉妹に変身した徳竹と古川が、吉田をボコボコにして、未知やすえの決めぜりふ「怖かったーん」を披露すると出演者全員が息の合ったズッコケを見せて会場を沸かせた。

 上西監督が「人間の色がいちばん濃い街で完全無欠のヒーローを作りたかったんです」と話す本作は、大阪の西成に住む、記憶を失った所持金0円の日雇い労働者・土師悟朗(ゴロー)を主人公にしたマネー・クライム・エンタテインメント作品。“人殺しのゴロー”の異名を持つ彼が、難病を患う娘の手術費のため4億円を稼ぐ生き様を描く。(森田真帆)

映画『西成ゴローの四億円』特報 » 動画の詳細
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