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菅田将暉『CUBE』オリジナル版監督のお墨付きに安堵

満員の客席にも感無量! 菅田将暉
満員の客席にも感無量! 菅田将暉

 俳優の菅田将暉が22日、新宿ピカデリーで行われた映画『CUBE 一度入ったら、最後』初日舞台あいさつに出席。アメリカからリモートで参加した、本作のオリジナル版を監督したヴィンチェンゾ・ナタリから「この作品に関わってくれて感謝しています」と賛辞を贈られ、安堵(あんど)の表情を浮かべた。この日は、岡田将生田代輝斎藤工清水康彦監督も登壇した。

オリジナル版監督も出席!『CUBE 一度入ったら、最後』初日舞台あいさつ

 本作は、ナタリ監督が1997年に発表したカナダ映画『CUBE』を菅田主演でリメイク。立方体の部屋がつながる空間に閉じ込められた、エンジニアの後藤裕一(菅田)をはじめとする男女6人が、さまざまな知恵を絞って脱出に挑む。
 
 ナタリはこの日、新作の撮影中のアメリカ・ノースカロライナ州からリモートでイベントに登場。「実はアメリカでもリメイクの話が出ていたのですが、それよりも日本でリメイクした方が、自分が作った作品とは違うものができると思ったんです。もともと『CUBE』は日本映画に影響を受けて作られているので、相性はいいと思っていました」と裏話を披露すると「日本の文化をしっかりと踏襲し、清水監督が素晴らしい作品を作ってくださいました。キャストの皆さんも素晴らしかった。『CUBE』という作品に関わってくださって心から感謝しています」と絶賛した。

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 そんなナタリの言葉に、菅田は「嬉しいな」と安堵(あんど)の表情を見せると「監督は日本に来たことがあるのですか?」と質問。ナタリが「日本は大好きで何度も行ったことがあります、日本映画も文化も好きで、もし引退したなら、余生は日本ですごしたいんです」と日本愛を爆発させると、菅田は「いつか日本で映画を撮ってください」と歓迎。ナタリも「日本で映画の撮影をすることは僕の一番の大きな夢なんです」と希望していた。

 本作の撮影は、昨年コロナ禍のなかで行われたといい、菅田は「撮影でしか人には会えないし、現場に行ってもキューブに閉じ込められる日々で、どんどん追い詰められてしまっていた記憶があります」と振り返ると「そこから1本、作品が完成し、今日こうやって公開できることが本当に嬉しいです」と笑顔。一席空けてではなく満員になった客席を見渡し「100%、お客さんが入っている劇場を久々に見ました。すごくうれしいです」と感無量の表情を浮かべていた。(磯部正和)

映画『CUBE 一度入ったら、最後』は全国公開中

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