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岩田剛典、激変!中山美穂と『死刑にいたる病』で白石組初参加

『死刑にいたる病』で謎の男を演じる岩田剛典
『死刑にいたる病』で謎の男を演じる岩田剛典 - (C)2022 映画「死刑にいたる病」製作委員会

 櫛木理宇の小説を、阿部サダヲ岡田健史のダブル主演で映画化する『死刑にいたる病』に、岩田剛典中山美穂が出演することが16日、明らかになった。岩田、中山共に白石和彌監督作品への出演は初。併せて、本作が2022年5月に公開されることも発表された。

【写真】短髪でスター俳優を演じた岩田

 本作は、理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)と、世間を震撼させた連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)を軸に展開するサイコサスペンス。物語は、雅也のもとに死刑判決を受けた榛村から手紙が届いたことから始まる。榛村は、犯行当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也も通っていた。榛村から「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」と頼まれた雅也は事件を独自に調べ、想像を超える残酷な事件の真相が浮かび上がっていく。

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 岩田が演じるのは、事件を捜査する雅也の行く先々に現われる謎の男・金山一輝。現在は短髪の岩田だが、本作では顔の半分が隠れた長髪姿となり、異様な雰囲気をまとっている。中山は、雅也の母で常に夫の顔色をうかがう筧井衿子に。場面写真では義母の四十九日で心痛な面持ちを浮かべている。

中山美穂演じる筧井衿子

 岩田は「金山という役は、あまり多くは語らない役柄でもありましたので、感情を自分の中で明確にして臨みました。白石監督、そして主演の阿部さんとは今作で初めてご一緒させていただき、岡田さんとは2度目の共演でしたが以前の作品では同じシーンがなかったので、一緒に芝居をさせていただいたのは初めてでした。短い期間でしたが、楽しい撮影現場でした。コロナ禍の影響で撮影が一年近く延期になってしまったり、その他さまざまな問題を乗り越えて、こうして無事完成した作品をお届けできること嬉しく思っています」とコメント。中山は「原作を読んで、これを如何に映像化するのだろうかと演じる前から期待が膨らみました。内容とは裏腹に公開が楽しみです」と語っている。

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 白石監督は、2人との初タッグを以下のように語っている。「いつかお仕事をと思っていた岩田さんに出ていただけたこと嬉しかったです。難しい役割を魂込めて演じてくださいました。またガッツリやりましょうと固く握手したのが忘れられません。岩田さんとは長い付き合いになりそうです。そして、憧れの中山さんを演出する日がくるなんて思いもしませんでした。カメラの中に立つと世界を一瞬にして映画にしてくれる存在感でした。衿子という役の奥深くに眠る仄暗い感情を見事に体現してくださいました。出て頂いてありがとうございます」。(編集部・石井百合子)

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