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『ホーム・アローン』って何作あるの?全シリーズおさらい

『ホーム・アローン2』より
『ホーム・アローン2』より - Twentieth Century-Fox Film Corporation / Photofest

 マコーレー・カルキン主演の『ホーム・アローン』が、今夜24日の夜9時から「金曜ロードショー」(日本テレビ系)で放送されることにちなみ、『ホーム・アローン』シリーズを振り返ってみた。

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 1作目は1990製作の『ホーム・アローン』。のちに『ハリー・ポッター』シリーズを監督するクリス・コロンバス監督、ジョン・ヒューズ製作・脚本によるホームコメディー。クリスマス休暇にひとり家に取り残された8歳の少年が、家に侵入しようとする泥棒を撃退するために奮闘する。以降、少年がひとりで泥棒に立ち向かうという設定は、シリーズを通して受け継がれていく。いたずら好きの主人公ケビンを演じたマコーレーは、本作の出演で一気に人気子役として有名になった。

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 2作目は1992年製作の『ホーム・アローン2』。前作同様、コロンバスが監督、ジョンが製作・脚本、マコーレーが主演を続投した。9歳になったケビンは、クリスマスに家族がパリへ向かう中、ひとりニューヨーク行きの飛行機に乗ってしまう。見知らぬニューヨークの街を舞台に、前作で撃退した泥棒コンビのハリーとマーブと再び対決することになる。

 3作目は、マコーレーが俳優休業中だった1998年に製作された『ホーム・アローン3』。監督はシリーズ1、2作目で編集を担当したラージャ・ゴスネル。製作・脚本は引き続きジョンが手掛けた。1、2作目の続きではなく新たな物語として、主演もアレックス・D・リンツに引き継がれた。泥棒の人数は2人から4人になり、主人公がひとりで立ち向かうのは相変わらずだが、相棒にネズミとオウムが加わった。アレックスの姉モリー役で、当時子役だったスカーレット・ヨハンソンが出演している。

 4作目は2002年製作の『ホーム・アローン4』。劇場公開作品ではなく、テレビ映画として放送された。ロッド・ダニエルが監督を手掛け、マイク・ワインバーグが主演を務めた。1、2作目の続編という設定で、主人公の名前はケビン。両親は別居しており、ケビンは母親のケイトに内緒で、離れて暮らしている父親のピーターの家を訪れ、そこで泥棒と対決することになる。演じるキャストは一新されたがキャラクターは健在で、ケビンの家族のほか、泥棒のマーブも登場する。

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 5作目は2012年製作の『ホーム・アローン5』。前作同様テレビ映画として放送された。ピーター・ヒューイットが監督、クリスチャン・マーティンが主演を務める。前作との関連性はなく、新たな物語としてゲーム好きの少年フィンが主人公。泥棒3人組のボス役を、『時計じかけのオレンジ』の主人公アレックスとして知られるマルコム・マクダウェルが演じている。

 シリーズ6作目は、ディズニープラスのオリジナル映画として配信された、2021年製作の『ホーム・スイート ホーム・アローン』。タイトルは『ホーム・アローン6』ではないが、オリジナル作品のリブート版ということで、基本設定はそのまま。ダン・メイザーが監督、『ジョジョ・ラビット』のアーチー・イェーツが主人公のマックスにふんする。当初マコーレーの出演も噂されたが実現には至らなかった。1、2作目に登場したケビンに親しい間柄の人物が出演し、ケビンとの思い出を語るシーンがある。

 合計6作となった『ホーム・アローン』。今年は、1991年に1作目が日本で公開されてから30周年の記念の年になる。クリスマス映画の定番として確固たる地位を築いた『ホーム・アローン』シリーズは、これから先もシリーズを重ねていくのか、そしてマコーレーのような天才子役が誕生するのか、今後も楽しみだ。(編集部・香取亜希)

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