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気鋭の18歳・奥平大兼、玉城ティナ監督作でセリフなしの難役挑戦

奥平大兼がセリフなしの難役に挑戦
奥平大兼がセリフなしの難役に挑戦 - 「アクターズ・ショート・フィルム2」は2022年2月よりWOWOWで放送・配信予定

 映画『MOTHER マザー』で衝撃的なスクリーンデビューを飾った気鋭の俳優・奥平大兼(18)が、モデルの琉花とダブル主演を務めるショートフィルム『物語』のポスタービジュアル、ティザー映像、場面写真が公開された。女優の玉城ティナが監督・脚本を務める本作で、奥平はセリフなしの難役に挑戦している。

【動画】奥平大兼、セリフなしの演技挑戦!『物語』ティザー映像

 『物語』は、WOWOW開局30周年を記念して企画されたプロジェクトの第2弾「アクターズ・ショート・フィルム2」の1作品。同プロジェクトは、5人の俳優が制作費・制作日数などは同条件のもと、25分以内のショートフィルムを制作するもので、第2弾では玉城のほか、青柳翔千葉雄大永山瑛太前田敦子が監督を務める。

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 高層ビルに囲まれた都会の雑踏をひとり音楽を聴きながら歩く少女(琉花)は、なにもない真っ白な部屋に向かうと、ものいわぬ美少年(奥平)がベッドに横たわっている。そのベッドのかたわらで、里奈は裕也に向かって自分の装わない気持ちを問わず語りに語り出す。

 2021年はドラマ「レンアイ漫画家」「ネメシス」「世にも奇妙な物語’21 秋の特別編」などに出演し、来年には2作目の映画出演となる『マイスモールランド』が控える奥平。本作で演じるのは、琉花ふんする里奈が向かった部屋のベッドに横たわる美少年・裕也で、セリフがない難しい役柄だ。場面写真には、ベッドに横たわる奥平の姿が収められている。

『物語』ポスタービジュアル(横バージョン)

 セリフなしでの演技について、奥平は「セリフがないということでお芝居は仕草や表情で役を表現する必要があると思い、衣装合わせの時に玉城監督に監督の役に対する考え方と自分が思う役に対する考え方やイメージを話し合ったりしました」と撮影時のインタビューでコメント。「監督の思うことを詳細に聞けたので僕もわかりやすかったですし、自分の意見も素直に監督に伝えることができました。そのおかげで現場に入る前には役に対するイメージが明確になり、すんなり入れました」と手応えを感じていた。

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 そんな奥平は、作品の舞台となる部屋が印象に残っているという。「真っ白な部屋で、初めて踏み入れたのになぜか落ち着く特別な雰囲気がありました。今回は何よりセリフがないという部分も印象に残っています」。

 「この作品は、とても不思議な世界観を感じることのでき、どこか救われるような一面もある作品になっていると思います」と続けた奥平。「裕也という役を演じてみて最後のシーンはメッセージ性があり色々な考察ができると思うのでぜひその辺にも注目してもらえたら嬉しいです」と呼びかけた。(編集部・倉本拓弥)

「アクターズ・ショート・フィルム2」は2022年2月6日午後5時~WOWOWで放送・配信

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