レジェンド続々！SWドラマ「ボバ・フェット」新場面写真＆ゲストキャラ声優陣コメント公開
映画『スター・ウォーズ』のスピンオフドラマ「ボバ・フェット／The Book of Boba Fett」から、先週配信された第6話までに過去作から登場した、数々のレジェンドキャラクターたちの場面写真が公開された。日本語版で各キャラを担当する声優陣からコメントも寄せられている。（ドラマ「マンダロリアン」シーズン2まで、「ボバ・フェット」第6話までのネタバレを含みます）
【ネタバレあり】あの人も登場！「ボバ・フェット」キャラクター場面写真
動画配信サービス Disney+（ディズニープラス）で配信中の本作は、映画『スター・ウォーズ／帝国の逆襲』でスクリーンに登場した賞金稼ぎ、ボバ・フェットの知られざる物語を紐解くスピンオフシリーズ。エピソード6にあたる『スター・ウォーズ／ジェダイの帰還』のその後が描かれ、ドラマ「マンダロリアン」ともつながっているだけに、さまざまなゲストキャラクターの登場も話題を呼んだ。本日配信される第7話が最終回となる。
そんな「ボバ・フェット」の第6話には、「マンダロリアン」シーズン2で、主人公ディン・ジャリンからフォースを秘めた子供グローグーを託された、青年期のルーク・スカイウォーカーとR2-D2が再登場。ルークがグローグーに教えを伝える、『帝国の逆襲』におけるルークとヨーダの特訓をほうふつさせる場面が描かれた。
「マンダロリアン」からルークの声を担当するのは、声優の須田祐介。シリーズを象徴する大役を任された須田は「大変光栄に思う分、責任の重さを毎日痛感しております。沢山の先輩方がルークに命を吹き込んでいたのを聞いていたので、自分はどうしたらいいんだろう？ とすごく悩みました。収録時ものすごく緊張して台本が震えていたのを今でも覚えています」と振り返る。
第6話の再登場についても「今回はルークのシーンが多かったので、あぁこのシーン、この台詞、このキャラ、え？ こうなるの?? といち視聴者として観てしまっている自分もいましたが、その分収録時のプレッシャーはものすごく感じていました」と告白。一方で、今後の展開に期待も寄せており「エピソード6から7にかけてのルーク・スカイウォーカーをもっと描いてほしいのは個人的にあります。『スター・ウォーズ』は子供の時に抱いたロマンや驚きや感動を沢山届けられる作品だと思うので、これからも沢山の驚き、感動を楽しみにしています！」と意気込む。
また、ルークの父親アナキン・スカイウォーカーのパダワンでもあった、アニメ「スター・ウォーズ：クローン・ウォーズ」の人気キャラ、アソーカ・タノも再登場。第6話でルークとの共演が実現し、アソーカの声を担当する伊藤静は「まさかまさか、マスターのことを懐かしみながらその息子と話す日が来るなんて……!! アソーカを演じはじめた頃には全く想像もしていませんでした。収録の時は私も、アナキンと共に過ごした日々を思い出して涙が出そうになりました。本当に感慨深いです……!!」と興奮を振り返っている。
そして、アニメ「クローン・ウォーズ」「スター・ウォーズ：バッド・バッチ」から実写化されたゲストキャラが、賞金稼ぎのキャド・ベイン。声を担当する多田野曜平は、キャドについて「やっぱりカウボーイハットにガンベルトっていう西部劇スタイルじゃない！ それに声がワタシだし（笑）。（実写化は）いいじゃないですかぁ～色が薄いとか鼻がどうとか、言ってた人もいたけど（笑）年取った訳よ！ あの登場の仕方は最高でしょう!!!」とその魅力を熱弁。永井一郎さんからヨーダの声を引き継いでもいる多田野は、青年ルーク役に多大なプレッシャーを感じている須田に「イーネ！」と明るく声を掛け、緊張を和らげていたといい「今後の期待？……そりゃ『The Book of Cad Bane』でしょう」とシリーズこれからに期待を寄せている。
シリーズの枠を越えた、新たなユニバースの広がりを期待させる『スター・ウォーズ』ドラマ。「ボバ・フェット」が最終回を迎えた後も、オビ=ワン・ケノービとアナキンが登場する「オビ=ワン・ケノービ」、アソーカが主人公の「アソーカ（原題）」、『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』の前日譚「アンドー（原題）」などのオリジナルシリーズが予定されている。（編集部・入倉功一）
