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「カムカム」新川優愛、小夜子役でメガネ姿も好評「ひなたと違った良さを持っている子」

新川優愛「小夜子と私自身は似てないと思うからバレないように演じたいなと思っています(笑)」
新川優愛「小夜子と私自身は似てないと思うからバレないように演じたいなと思っています(笑)」 - (C) NHK

 現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか、土曜は1週間の振り返り)で、ひなた(川栄李奈)の同級生・藤井小夜子役を務めている新川優愛。朝ドラへの出演が決まった際には「『ドッキリかな!?』という感じもありました(笑)」と驚きもあったことを明かした。

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 連続テレビ小説の105作目にあたる「カムカムエヴリバディ」は、岡山・大阪・京都を舞台に、昭和から令和にかけての時代にラジオ英語講座とともに歩んだ祖母・母・娘の3世代親子を100年にわたって描くファミリーストーリー。連続テレビ小説としては初となる3人のヒロインが登場し、上白石萌音深津絵里に続いて川栄がリレーを繋いでいく。脚本を朝ドラ「ちりとてちん」の藤本有紀が手掛けている。

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 2月10日より登場した新川が演じているのは、ひなたの同級生である藤井小夜子。 お嬢さん育ちでおしとやかな優等生で、子どものころから英語にピアノ、習字を習い、大学進学を考え将来は先生になることを決めているという役どころ。子ども時代を演じた竹野谷咲から引き継ぎ、メガネ姿が印象的で、初登場から視聴者の間では早くも話題に。10日放送の第71話では、習い事の帰りがけに「大月」に回転焼きを買いに訪れており、大きくなったひなた(川栄)とのやりとりに注目だ。(編集部・大内啓輔)

Q:「カムカムエヴリバディ」に出演することが決まったときのお気持ちは?
びっくりしたというのが素直な気持ちでした。いろんな世代の方が毎期楽しみにしている作品で、そこに携わらせていただけるというのは夢のようです。「ドッキリかな!?」という感じもありました(笑)。もちろんジャンルを問わず、どのお仕事でもどの現場でも、自分らしい気持ちでいるという心持ちなんですが、周りからの反響や知人を通して聞こえる声が大きくて。「“朝ドラ”出るんだね」「優愛ちゃん決まったんだね」って言っていただくのを聞くと、“朝ドラ”というワードのインパクトはすごく大きいのかなと最近実感しています。

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Q:ご自身の役柄についての印象は?
小夜子ちゃんは、スタッフさんからも「秀才な子で」と「秀才」というワードを使って紹介をされたぐらい、いろんなものに励んでいる真面目で真っすぐな子だと思います。ひなたにはないような、また違った良さを持っている子かなと思いながらやっています。役作りについてすごくいっぱい考えているわけではないのですが、すごく品がある子だなと台本を読んでいて思うので、動きひとつひとつ、なるべくガサツに見えないようにというのは意識しています。 小夜子と私自身は似てないと思うからバレないように演じたいなと思っています(笑)。習い事で言うと、小学校から高校まで書道を習っていたのが、小夜子との共通点。字が上手かと言われるとそうでもないですけど(笑)、今でも筆を持つのは好きです。

Q:演じてみて苦労されたことはなんですか?
難しいのは、京都ことばですね。大阪ことばも難しいと思うんですけど、抑揚がないようであるような……やっぱりない? いやいや、ある? みたいな(笑)、全然違った難しさを感じます。 データで送っていただいた音声を聞いて、台本に自分だけがわかる「こんな感じ」という線みたいなものを引いたりして覚えています。まだ難しさがありますし、アドリブになった時に簡単に話せないので、アドリブなんだけどそこも先生に「これであってますか」と確認しています。ことばに関しては細かく突き詰めているので難しさもありますけど、やっていくとやっぱり楽しいなと思います。方言を話すって面白いです。東京ではなかなか方言を話す機会がないので刺激になるし、「あ、そういう言い方するんだ!」という発見が面白いですね。

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Q:クランクインされた日の様子はいかがでしたか?
クランクインは、毎回どの作品ももちろん緊張するんですけど、今回も緊張しました。方言があって、慣れ親しんだイントネーションじゃないところが多いので、そういったところも緊張しました。最初に撮影したのは、「大月」でのシーン。川栄さんとは以前、衣装合わせの時にご一緒させていただいたんですが、お父さん(錠一郎)、お母さん(るい)とももちゃん(桃太郎)は初めましてでした。ももちゃんは小夜子をかわいいと言ってくれる役なのですが、そんなももちゃんもすごくかわいかったですね。台本を読んでいてもクスッとしてしまうようなシーンが、映像でさらにほっこりしたシーンになったと思います。

Q:放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
カムカムエヴリバディは、新しい試みで祖母、母、娘の3世代の親子を描いていく作品です。今までと違った雰囲気を味わえると思いますし、ひなたのお話も祖母(安子)、母(るい)に負けないくらいのすてきなお話になっていくんじゃないかと思うので、楽しんでいただけたらうれしいです!

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