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鈴鹿央士&飯豊まりえ、アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』ダブル主演決定

花城あんず役の飯豊まりえと、塔野カオル役の鈴鹿央士
花城あんず役の飯豊まりえと、塔野カオル役の鈴鹿央士 - (C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

 俳優の鈴鹿央士飯豊まりえが、第13回小学館ライトノベル大賞でガガガ賞と審査員特別賞をダブル受賞した、八目迷の青春小説をアニメ映画化する『夏へのトンネル、さよならの出口』で主演声優を務めることが明らかになった。

『夏へのトンネル、さよならの出口』声優&キャラクタービジュアル

 本作は、海に面した田舎町を舞台に、欲しいものが手に入るという不思議なトンネルで少年と少女が体験する、ひと夏の青春を描いた物語。過去に起きたある事故を心の傷として抱える少年・塔野カオルと、クラスで少し浮いた存在となっている転校生の少女・花城あんず。それぞれに葛藤を抱えた2人が、中に入れば欲しいものが何でも手に入るという都市伝説・ウラシマトンネルを調査するために協力関係を結ぶ。

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 オーディションで選ばれた鈴鹿は、今回が声優初挑戦。心に後悔と悲しみを抱えて日々を過ごす多感な少年役に挑み「普段、映像の世界にいる自分にとって未知の領域を体験し、アニメーションの奥深さやキャラクターを創りあげていく過程に心弾みました」とコメント。一方、ゲスト参加した『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』や、実写版『トムとジェリー』の吹き替えなど、声優としての実績も積んでいる飯豊は、勝気な態度の裏で、自身の持つ理想像との違いに悩む少女をさわやかに演じる。

『夏へのトンネル、さよならの出口』キャラクタービジュアル

 主演二人のやり取りでほぼストーリーが進むということで、生の掛け合いを意識し、時系列で各役者が入れ替わるのではなく、朝から晩まで、一対一のアフレコを二日連続で敢行。適宜休むことができない過密スケジュールのなかでも、二人はモチベーションを維持して乗り切ったという。

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 監督は『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』(2020)の田口智久、、キャラクター原案・原作イラストは人気イラストレーターのくっか、アニメーション制作は『映画大好きポンポさん』(2021)で話題を呼んだ新進気鋭スタジオ・CLAPが担当する。主演キャスト、監督のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

映画『夏へのトンネル、さよならの出口』は2022年夏、全国公開

鈴鹿央士

『夏へのトンネル、さよならの出口』で塔野カオル役を演じました鈴鹿央士と申します。
原作を読ませていただいて、八目先生がつくられた物語にどっぷり浸かっていましたし、ずっと浸かっていたかったです。
丁寧で綺麗な描写に情景が浮かんできて、僕は秋に読んだので夏が恋しくなりました。
アニメーションの声を務めさせていただくことが決まった時は、自分には恐れ多いことだと思いました。
オーディションでは、初めての体験をただ楽しむことにしていたので、まさかこの役を務めさせていただくことになるとは思っていませんでした。
普段、映像の世界にいる自分にとって未知の領域を体験し、アニメーションの奥深さやキャラクターを創りあげていく過程に心弾みました。
小さい頃から触れてきた日本を代表する文化の一つに声というピースで参加することができてとても幸せな気持ちと緊張感に包まれました。2日間のアフレコで監督を始めとするスタッフさん方、飯豊さんにも支えられて楽しみながらアフレコできました。
声をあてた時はまだ動画になっていなくて、色もついていなかったので、どのようにあの世界が彩られているのかとても楽しみにしています

飯豊まりえ

『夏へのトンネル、さよならの出口』で花城あんず役を演じました飯豊まりえです。
ノスタルジーな世界観で、彼らが存在している場所やトンネルの中はどれも懐かしく不思議な感覚になります。
『本当に欲しかったもの』を目指して手を組む2人にはどんな結末が待っているのか。
そしてなによりも彼らを取り巻く風景がとても美しいので、ぜひ映画館でウラシマトンネルがある世界に迷い込んだような錯覚になっていただきたいです。
劇場でお待ちしております!

田口智久監督

この作品で最も重要だと思ったのは「存在感」です。アニメという1から10まで創作されるイメージの奔流の中で、確かに息づく存在感をカオルとあんずに与えなければなりませんでした。
当然主演二人のオーディションは難航。しかしそんな中でとびきりの「存在感」を放っていたのが、鈴鹿央士さんと飯豊まりえさんでした。お二方を起用するに当たって色々とこういう所が良かったと理由を切りなく上げることは出来るのですが、一番は「ピンときた」という事です。お二方の掛け合いを聞いた時にカオルとあんずが存在しているように、瞼の裏に見えた……ので、お願いさせて頂きました。
その存在感を是非、劇場で確かめて頂けたらと思います。

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