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「ミステリと言う勿れ」最終回、鳴子巽とは誰なのか?残された謎

「ミステリと言う勿れ」最終回より我路(永山瑛太)と在りし日の妹・愛珠(白石麻衣)
「ミステリと言う勿れ」最終回より我路(永山瑛太)と在りし日の妹・愛珠(白石麻衣) - (C)田村由美/小学館(C)フジテレビジョン

 28日放送の菅田将暉主演の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系、毎週月曜21時~)の最終回で、第3話で警察の手を逃れ姿を消した犬堂我路(永山瑛太)が主人公・久能整(菅田)と再会するまでの空白の期間が明かされる一方で、亡くなった妹の愛珠(白石麻衣)に関わっていた第3者の存在が浮上。その正体が明かされぬまま迎えたラストに、ネット上では続編製作を切望する声が多く寄せられている(※ネタバレあり。最終回までの詳細に触れています)。

【写真】モヤる…感動と戦慄の最終回

 本作は、累計発行部数1,500万部を突破する田村由美の人気漫画を原作に、菅田演じる天然パーマがトレードマークの大学生・久能整が淡々と自身の見解を述べ難事件や人の心の闇を解きほぐしていくミステリー。最終回は二部構成で、前半では美術展を見終えた整が東京へ帰る新幹線で遭遇する母娘のミステリーが展開。後半では、我路が愛珠の死に関わっていると推測するジュート(北村匠海)と対峙し、ジュートと22年前に連続婦女暴行殺人事件を引き起こした羽喰玄斗(はぐい・げんと/千原ジュニア)の関係、ジュートが殺人を重ねる理由が明かされた。

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我路が愛珠の幸せだった日々を知る場面では涙の感想が多く寄せられた

 問題の第3者とは、我路がジュートから聞き出した愛珠にカウンセリングを行っていた人物。愛珠が生前、闇カジノで働いていたのはこのカウンセラーのアドバイスによるもので、名を「なるこたつみ」といい、愛珠はジュートの紹介で「なるこ」と知り合ったという。ジュートは、つけていたラピスラズリの指輪を我路に見せると「なるこ」から魔除けとして贈られたと話した。この指輪は第5話で整が入院していた時に我路から送られたもので、いて座のマークが刻印されていた。さらに、愛珠が遺した寄木細工の箱に入っていた指輪の送り主も「なるこ」であることが判明している。

 「なるこ」と愛珠、そしてジュートはどんな関係なのか? 最終回ではこの人物の正体が明かされないままラストを迎え、「続きが気になる」「絶対続編あるパターン」「映画かなドラマかな」と続編を希望・予測する声が多数。我路を演じる永山も放送後、自身のSNSに「ミステリ。どーなるんだろ。。」と投稿している。

 なお、原作ではこの鳴子巽が登場。原作は「月刊flowers」にて連載中で、単行本は10巻まで発売中。現時点でドラマ化されていないエピソードも残されているが、果たして続編企画はあるのか。(編集部・石井百合子)

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