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アカデミー賞受賞『コーダ あいのうた』前週比約10倍の週末動員!オスカー効果で驚異の伸び

公開中の『コーダ あいのうた』
公開中の『コーダ あいのうた』 - (C) 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

 第94回アカデミー賞で作品賞、助演男優賞、脚色賞の3冠に輝いた映画『コーダ あいのうた』の週末動員数が、アカデミー賞受賞効果により最大で前週比約10倍という驚異の伸びを記録した。

【動画】『コーダ あいのうた』予告編

 1月21日に日本で封切られた本作は、SNSなどの熱い口コミによってロングランヒットを続け、異例の140館公開を維持していた。そんな中、3月28日(現地時間27日)に開催された第94回アカデミー賞授賞式で作品賞を含む3部門を受賞。これを受け、急きょ4月1日より公開館数が250館に拡大された。

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 4月1日の成績は観客動員数9,401人、興行収入1,105万6,810円。前週対比で約10倍となる動員974%、興収802%を突破した。翌4月2日は動員1万533人、興収1,570万6,510円(前週対比:動員585.4%、興収566.8%)、続く4月3日は動員1万2,133人、興収1,822万840円(前週対比:動員668.8%、興収667.7%)と、驚異的な伸びを見せている。

 また、「9大都市の伸び率が496.5%であるのと比較して、地方の伸び率が816.5%の伸び」と地方の比率が大躍進しているそう。配給を担当しているGAGAは「アカデミー賞後、2人、もしくは複数人での来場が増えている」と、アカデミー賞受賞効果で客層が広がっていることを明かしている。4月8日からは300館へと拡大公開が決定しており、さらなる上昇が期待される。

 フランス映画『エール!』のリメイクである『コーダ あいのうた』は、4人家族の中で唯一耳が聞こえる少女ルビー(エミリア・ジョーンズ)が、歌の才能を認められたことをきっかけに、夢と現実のはざまで葛藤する姿を描き出す。(編集部・吉田唯)

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