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『チェリまほ』エレベーターシーンの裏側!監督が明かす

赤楚衛二と町田啓太
赤楚衛二と町田啓太 - (C) 豊田悠/SQUARE ENIX・「30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」製作委員会

 映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』(公開中)の風間太樹監督が、シネマトゥデイのYouTube配信番組「シネマトゥデイ・ライブ」のインタビューでエレベーターシーンの裏側について語った。

【動画】『チェリまほ』風間太樹監督にインタビュー!

 2020年10月期にテレビ東京系で放送されたドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」のその後を描く本作。童貞のまま30歳を迎え「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた安達(赤楚衛二)と、安達を一途に想う黒沢(町田啓太)は恋人同士となり、新たな関係を築いていくことになる。

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 原作にも登場するエレベーターのシーンは、安達と黒沢の距離が変化していくなかで重要なカギを握る。監督は、「人の心の内面に入っていく話」と本作を分析し、「空間の中に2人が入っているということは、2人の物語が内包されていく感じ。そこから開けていって、また閉じこもって。エレベーターにはシチュエーションとしての面白みがあるのかなと思っていています。そこが効果的に効いているところもある」と明かす。

 ドラマの第2話では、黒沢が安達への思いを断ち切って一人で帰ろうとエレベーターに乗るが、その気持ちを知った安達が勇気を振り絞ってエレベーターをこじ開けるシーンがある。監督は、「(黒沢が)安達に対する思いを閉じる、たたむような心象なんです」と解説。「閉じてしまうそのときに、安達がふと手を添えて開けようとする。安達が心の距離というものを少し前進させる」と動きとしてもシチュエーションとしてもさまざまな意味が込められたシーンとなったという。

 ちなみに、実際のエレベーターで撮影されたそうで、監督は「大変ですよ(笑)。カメラも必死に入っていって」と撮影の苦労を明かし、「本当に自然と触れ合っちゃいますよね。腕とかひじとか」と限られた空間での撮影によって生まれたリアルさもあったようだ。(編集部・梅山富美子)

赤楚衛二&町田啓太にとって安達&黒沢とは?『チェリまほ』風間太樹監督に生インタビュー|シネマトゥデイ・ライブ » 動画の詳細
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