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羊から産まれたのは、羊ではない“何か”…A24が放つ『LAMB/ラム』日本公開決定

羊飼いの夫婦が育てる"何か”とは…- 画像は映画『LAMB/ラム』より
羊飼いの夫婦が育てる"何か”とは…- 画像は映画『LAMB/ラム』より - (C)2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JOHANNSSON

 映画 『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』などのA24が北米配給を手がける新作スリラー『LAMB/ラム』が、今秋に日本公開されることが決定し、特報映像が公開された。

【動画】羊から産まれた“何か”が夫婦を破滅へと導く…『LAMB/ラム』特報

 アイスランドの人里離れた田舎に住む、羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、羊の出産に立ち会った二人は、羊ではない“何か”が産まれてくる様子を目撃する。子供を亡くしていた二人は、産まれてきた“何か”にアダと名付け、育てることを決意する。アダとの生活は大きな幸せをもたらすが、やがて二人を破滅へと導いていく。主演を務めるのは、『プロメテウス』などで知られるノオミ・ラパスだ。

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 不穏な空気が漂う特報は、妻マリア(ノオミ)の子守唄をバックに、アイスランドの片隅でひっそりと暮らす羊飼い夫婦の姿を映し出す。産まれるはずのない“何か”をあやす妻とそれを見つめる夫、不安な様子の羊たち。羊の瞳が不気味にクローズアップされると、夫婦が暗く霧深い大地を駆けていく。二人が育てる“何か”は明かされておらず、その正体も気になるところ。

 本作は、第74回カンヌ国際映画祭のある視点部門「Prize of Originality」を受賞したほか、アカデミー賞国際長編映画賞のアイスランド代表作品にも選出されており、批評家からの評価も高い。監督は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当し、本作で長編デビューを果たす北欧の新鋭ヴァルディミール・ヨハンソンが務めた。(編集部・倉本拓弥)

羊から産まれた“何か”が夫婦を破滅へと導く…映画『LAMB/ラム』特報 » 動画の詳細
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