本田翼、ボーイズグループの寮母役でドラマ主演　劇中グループは実際にデビュー

　女優の本田翼が、10月期にスタートするTBS火曜ドラマ枠「君の花になる」（毎週火曜よる10時～）で主演を務めることが明らかになった。元高校教師の主人公が、崖っぷちボーイズグループの寮母となって共に夢を追う成長物語で、劇中のグループは期間限定で実際にデビュー。TBSドラマ初主演となる本田は「ぜひ“推し”を見つけていただき、応援してもらえたらうれしいです」とコメントしている。

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　本田が演じる主人公・仲町あす花（なかまち・あすか）は、夢を叶えて高校教師になったが挫折し、引きこもり生活を送っていた女性。無職となったあす花は、姉の家に転がり込んで3年が経ったころ、ある事情から、7人組ボーイズグループが共同生活する寮の寮母となる。そこで、グループのリーダーを務めるかつての教え子・佐神弾（さがみ・だん）と再会。夢に向かって挑戦し続ける弾たちの姿に心を打たれたあす花は、次第に教師だった頃の情熱を取り戻し、過去の挫折と向き合うようになっていく。

　物語の鍵となるボーイズグループのメンバーは、オーディションを通して、得意分野やバックボーンの異なる若手を起用。7人の詳細は、5月4日からドラマ各公式SNSにて順次公開される予定だ。

　この7人は、期間限定のボーイズグループとして実際にデビューすることが決定しており、主題歌や劇中歌などの楽曲発表、物語と連動したライブ、イベントなど多岐にわたり活動する予定。準備期間は約1年にわたり、TBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」では、ドラマの放送前からグループを追ったメイキング映像などを公開する。

　脚本は「恋せぬふたり」（NHK）、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」（テレビ東京）などの吉田恵里香、演出は「リコカツ 」「凪のお暇」などの坪井敏雄が担当する。本田翼のコメント全文は以下の通り。（編集部・入倉功一）

本田翼（仲町あす花役）

今回、主人公の仲町あす花を務めさせていただくことになり、とてもうれしく思うと同時に、共演のボーイズグループの男の子たちをけん引する立場でもあるので、身の引き締まる思いです。
また、ボーイズグループのお世話係という、今まで聞いたことも演じたこともない役柄で、さらにはオリジナルストーリーなのでどんな展開が待っているのか今からワクワクしています。
あす花は一度、教師の夢を叶えたにもかかわらず、ある事情で諦め、挫折から抜けだせない状態なのですが、夢に向かうボーイズたちに出会い本来のあす花を少しずつ取り戻していきます。その心情と過程を丁寧に表現していきたいと思っています。メンバーには元教え子がいるのですが、彼との“キュンポイント”にもぜひ期待していただきたいです。
色々と盛りだくさんの展開ですが、今回なんといっても注目していただきたいのはボーイズグループの成長です。このドラマ企画で結成されたグループですが、全員がキラキラで個性豊かな面々です。ぜひ“推し”を見つけていただき、応援してもらえたらうれしいです。
「君の花になる」は、皆さんがあまり見たことのないドラマになるのではないかと感じていますので、楽しみにしていただけたらと思います。