波瑠＆間宮祥太朗、新ドラマ「魔法のリノベ」で人生こじらせ凸凹営業コンビに！
カンテレ・フジテレビ系で7月期に放送される新ドラマ「魔法のリノベ」（毎週月曜よる10時～放送）で波瑠が主演を務めることが発表された。間宮祥太朗も出演し、波瑠と「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「#リモラブ ～普通の恋は邪道～」に続いて3回目のタッグを組むことも明らかになった。
本作は、住まいに新たな価値を創り出す住宅リノベーションをテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題に立ち向かう主人公たちの姿を描く物語。毎話、五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という魔法で、数々の問題がスカッと華麗に解決されていく。
波瑠が演じるのは、大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースの立場にありながら、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公・真行寺小梅（しんぎょうじこうめ）。特殊な能力や個性的な性格を持つヒロインではなく、真面目に仕事に取りくむ一方で、食べることも寝ることも、趣味の山歩きも、友人と愚痴を言い合う時間も好き、という等身大の役どころとなる。
そんな小梅とタッグを組む、営業成績0点でバツ2シングルファーザーの長男・福山玄之介（ふくやまげんのすけ）に間宮がふんする。玄之介は脱サラして家業の「まるふく工務店」で営業職として働き始めるも、人の良さから来る押しの弱さでいまだ成約はゼロ。女性にも振り回されがちで、7歳の息子を養っている。物語が進むにつれて、玄之介がこじれた人間関係に巻き込まれていることも発覚していく。
玄之介の教育係としてコンビを組むことになった小梅。二人はそれぞれ自分自身の人生にリノベが必要な“こじらせコンビ”だが、正反対な部分もある一方で、共通点も少なくない。二人が繰り広げる夫婦漫才のような会話劇が見どころとなる。夫婦関係、風水、事故物件、防犯など、さまざまな問題を抱える依頼人の人生を後押ししていく。
原作は、星崎真紀による同名コミック。脚本を劇団・ヨーロッパ企画の上田誠が担当する。（編集部・大内啓輔）
波瑠のコメント
私が演じる小梅は、誠実にお客様と向き合う、実直な頑張り屋さん。でも、決して世渡り上手ではなく、ちょっと不器用なところがあり、ちゃんと真っ直ぐにぶつかって、失敗して、学んで、成長していく、そんな魅力的な人物です。この作品はただのお仕事ドラマではなく、家を通して人を見たり、人を通して家を見たりしながら、自分や目の前にいる人の新たな一面に気づかせてくれる、人と人との温かさを描いたドラマです。リノベーションという魔法をかければ、お客様が淡く抱いた夢を叶えるお手伝いができるという点でも、ものすごく希望あふれる作品になる気がしています。毎回ゲストの方と本当のお客様に向き合うつもりでコミュニケーション取りながら、小梅を演じていけたらなと思います。
バディを組む間宮さんは、派手でやんちゃなイメージを勝手に持っていたのですが、以前ドラマでご一緒した際、とても男気があって、落ち着いていて、すごく誠実に作品に向き合う方で、ものすごく頼りにしています。
先日、監督やプロデューサーと作品について話し、チームの情熱を感じているので、私も気合を入れて取り組みたいと思います。
間宮祥太朗のコメント
僕が演じる玄之介は、たくさんの困難に、打たれても打たれても完全には折れない“強さ”があります。ただ、その核となるものに逃げずに向き合えているかというとそうでもなく……そういった未熟な部分が、波瑠さん演じる小梅との出会いでどう変化していくのか。お互いに足りないものを補い合う、絶妙な営業バディ感を見せていけたらと思っています。二人が掛け合う場面は、空気感を損なわずに、ちょっとクスっとなるような、コメディスパイスをいれた楽しいシーンにしたいです。
波瑠さんとは以前に共演させていただいて、お互いに信頼と尊敬を持って一緒にシーンを作れたなと思える存在。すごくしっかりしていて、ストイックに自分を追い込んでいく役者さんだなと思います。きっと興味がそんなにないだろう僕の話も話題を広げてくれますし、話しやすくてとても信頼しています。
このドラマはリノベというテーマがあり、営業するお仕事ドラマでもありますが、依頼人にはそれぞれの生活があって悩みや希望があります。テレビを観ている人たちにも、それぞれ自分自身の家や生活、日常と照らし合わせながら見てくださるといいなと思います。ぜひ、お楽しみに！
