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ヴァル・キルマーなしの続編はありえない『トップガン』プロデューサーが明かすトムの決意

ジェリー・ブラッカイマー、映画館の公開にこだわった『トップガン』続編の思いを明かす » 動画の詳細

 トム・クルーズをブレイクに導いた大ヒット映画の続編『トップガン マーヴェリック』で、再びトムとタッグを組んだ大物プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、続編制作の経緯や映画にかけるトムの情熱について語った。

【動画】ジェリー・ブラッカイマー『トップガン』インタビュー

 長年、続編企画の存在が報じられながら、公開まで36年を要した本作。ブラッカイマーは「1作目から36年にわたり、トムは驚異的なキャリアを築いてきました。最高の監督と組み、素晴らしい脚本を手にして、才能ある俳優たちと仕事をしてきた。それは私も同じです。そうして新しい映画を作るうちに『トップガン』が後回しとなり、5年前にようやく、本格的に動き出したんです」と明かす。

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 きっかけとなったのは、SF大作『オブリビオン』でトムとタッグを組んだジョセフ・コシンスキー監督。続編のアイデアをコシンスキー監督から聞いたブラッカイマーは、フランス・パリで『ミッション:インポッシブル』を撮影していたトムを監督と訪ね、アイデアを伝えたという。

 「監督は映画についてトムに話すと、『もし一緒にやるなら全てをリアルにしたい。パイロット役の俳優を戦闘機に乗せて実際に飛ばす方法を考えなくては』と伝えました。するとトムは携帯を手にして、パラマウントのトップに電話をかけると『トップガンをやるよ』と宣言したんです」

 全てをリアルに。その挑戦を実現するため、トムをはじめとするパイロット役の飛行訓練は不可欠だった。7Gに耐える体を作るため、俳優たちの訓練にかけた時間は2か月。ブラッカイマーは「空中で戦闘機が上昇しているカットでは実際に俳優たちも上昇しています。下降しているときも、急旋回している時も、彼らは実際に機体に乗っているのです」と満足げに語る。

 本物の迫力と共に、本作がまぎれもなく『トップガン』であることも重要だった。そのため本作には、マーヴェリックのバイクをはじめ、1作目を思い起こす要素が散りばめられている。「マーヴェリックのジャケットやバイク、若い観客は、映画に登場するそれらの要素を初めて見るかもしれません。往年のファンに訴えかける要素ですから。同時に私たちは、現在の観客に訴えかける、魅力的な若い俳優たちを起用しました。マーヴェリックが、最高のパイロットになる方法を次世代に伝える物語のためです」

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 懐かしの顔といえば、本作では、マーヴェリックの良きライバル、アイスマンを演じたヴァル・キルマーの出演も話題に。ヴァルは数年前に咽頭がんを患い、本来の声を失っていたが、彼なしの『トップガン』は、トムの選択肢になかったという「続編を作ろうとなった時に、ヴァルなしではできないとトムは言いました。それほど彼の存在は重要だったんです。ヴァルとも話し合いを重ね、彼もこの役に尽力してくれました。この映画を作ったことで、36年ぶりに2人の俳優が再び同じスクリーンに戻ってきた。 私にとっても、素晴らしいことの一つです」

トップガン
ヴァル・キルマー演じるアイスマンの再演にも注目『トップガン』より Paramount Pictures / Sunset Boulevard / Corbis via Getty Images

 映画公開を目前に起きた、新型コロナウイルスのパンデミック。この2年、公開延期となった映画の数多くが、劇場からストリーミング配信へと舵を切ったが、この映画にその選択肢はなかったとブラッカイマーは語る。「スクリーンで観るためにこの映画を作りました。パンデミックが起こった時、私たちはパラマウントと、この作品を映画館のスクリーンで公開するという取り決めを交わしたんです。制作は2年前に終了しましたが、パンデミックがエンデミックに移行し、正しい機会が訪れるまで待ち続けることができた。公開週にこの映画を観る唯一の方法は、映画館のスクリーンで観ることです。休みをとって、大きなスクリーンで、素晴らしい音響でね。好きな形式を選んでください。観客の皆さんにとって素晴らしい体験になることでしょう」(編集部・入倉功一)

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