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『鋼の錬金術師』完結編二部作にこぎつけたのは荒川弘と山田涼介の熱い思いから!P明かす

山田涼介
山田涼介 - (C)2022 荒川弘 / SQUARE ENIX (C)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会

 映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』(公開中)と『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』(6月24日公開)の葭原弓子プロデューサーが、完結編を描くことになった経緯を明かした。あわせて、撮影現場での主演の山田涼介Hey! Say! JUMP)の立ち居振る舞いを絶賛した。

『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』場面写真

 本作は、荒川弘による大人気コミックを山田涼介主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』の完結編。錬金術が存在する架空の世界を舞台に、亡くした母親をよみがえらせようと禁忌とされる人体錬成を行ったエドワード・エルリックとアルフォンス・エルリック兄弟が、錬成によって失ったものを取り戻そうと旅に出る。

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 山田主演の映画『鋼の錬金術師』が公開されたのは2017年。完結編がつくられることになった経緯について、葭原プロデューサーは「原作者の荒川先生、主演の山田さんから『完結まで描ききりたい』という言葉をずっといただいておりました」と明かす。

 「(荒川)先生の方からは、『オリジナルキャストで、エドがアルの体を取り戻すというシーンがどうしても観たい』と熱い言葉をずっといただいておりました。山田さんも原作とアニメの大ファンで、『弟の体を取り戻すところまで演じきりたい』という熱い思いをずっと聞いておりましたので、その熱意が原動力になりました」と彼らの熱い思いによって、完結編が現実した。

 また、続編をつくるにあたり、プロットや脚本はすべて荒川が確認し、アドバイスをもらって、進めていったといい、「原作元のスクウェア・エニックスさんを通して、この作品の方向性を決め、どういう映画にしていくのかというのは、かなり長い時間やり取りさせていただきました」と振り返る。

 原作は世界中にファンがいるが、実写化ではどんなことを大切にしたのだろうか。「やはり偉大な原作なので、忠実に最後まで描くことを一番大切にしました。『鋼の錬金術師』という壮大な世界観を、原作を読んでくださっているファンの方々の期待を裏切らないように実写としてお届けすることを一番に考えました」と語る。

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 本作には、スカー役に新田真剣佑、ランファン役に黒島結菜、リン・ヤオ役に渡邊圭祐、セリム・ブラッドレイ役に寺田心、キング・ブラッドレイ役に舘ひろしなど新キャラクターも多数登場するが、キャスティングでは、「ファンの方がイメージしているそのキャラクターに一番ぴったりくる方にお願いをしました。もちろん、見た目は当然ですが、そのキャラクターの内面を表現していただきたいなと思っていたので、『鋼の錬金術師』で描かれている世界観を崩さないように」と気をつけたという。

 また、主演の山田については、「前作から5年が経ち、俳優としてものすごく成長されたという部分がありました」と分析する。「座長感がすごく出ているなと思いましたし、コロナ禍での撮影でしたが、周りをケアしながらも『楽しく撮影現場を過ごそう』と率先して明るく振る舞ってくださった。もともとは人見知りの性格で、自ら話しかけに行くタイプの方ではないとは思うんですけれども、新キャストの方々が早く現場に馴染めるように気を配っているのを感じました」と撮影現場での振る舞いを絶賛。さらに、「クリエイターの感覚がさらに研ぎ澄まされていると感じました。俳優として役を演じるだけでなく、作品をスタッフと一緒につくりあげていく、という意識をより強く持たれていたと思います」と語っていた。(編集部・梅山富美子)

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