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『ソー:ラブ&サンダー』大幅ダウンもV2!

全米ボックスオフィス考

首位は死守! - 映画『ソー:ラブ&サンダー』より
首位は死守! - 映画『ソー:ラブ&サンダー』より - (C) Marvel Studios 2022

 先週末(7月15日~7月17日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『マイティ・ソー』シリーズ第4弾『ソー:ラブ&サンダー』が興行収入4,663万2,172ドル(約63億円)で2週連続の首位に輝いた。前週比67.7%ダウンとがくんと数字を落としたものの、出足が良かっただけに累計興収は2億3,390万3,308ドル(約316億円)に達している。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル135円計算)

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 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画で公開2週目に65%以上数字を落としたのは、『ソー:ラブ&サンダー』『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ブラック・ウィドウ』と2021年および2022年に公開された4作のみだ。

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 3位には、ベストセラー小説「ザリガニの鳴くところ」を映画化したミステリードラマ『ウェア・ザ・クロウダッズ・シング(原題) / Where the Crawdads Sing』が予想を上回る興収1,725万3,227ドル(約23億円)を上げて初登場。ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見されたことをきっかけに、疑いの目を向けられることになった少女の姿を描く。主演はドラマ「ふつうの人々」のデイジー・エドガー=ジョーンズだ。

 アニメーション映画『ポーズ・オブ・フューリー:ザ・レジェンド・オブ・ハンク(原題) / Paws of Fury: The Legend of Hank』は興収631万2,060ドル(約9億円)で6位デビューと振るわず。1位→2位→2位と3週目も好調な『ミニオンズ フィーバー』からファミリー層を奪うことはできなかった。(編集部・市川遥)

7月15日~7月17日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ソー:ラブ&サンダー』
2(2)『ミニオンズ フィーバー』
3(初)『ウェア・ザ・クロウダッズ・シング(原題) / Where the Crawdads Sing』
4(3)『トップガン マーヴェリック
5(4)『エルヴィス
6(初)『ポーズ・オブ・フューリー:ザ・レジェンド・オブ・ハンク(原題) / Paws of Fury: The Legend of Hank』
7(6)『ブラック・フォン
8(5)『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
9(初)『ミセス・ハリス・ゴーズ・トゥ・パリス(原題) / Mrs Harris Goes to Paris』
10(7)『バズ・ライトイヤー

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