燃えろ！インド映画『バーフバリ』監督最新作、衝撃の本編アクションシーン公開
大ヒットインド映画『バーフバリ』のS・S・ラージャマウリ監督最新作『RRR』（10月21日全国公開）から、観る側の発想を凌駕する、脅威のアクションシーンを捉えた本編映像が公開された。
『RRR』（読み：アール・アール・アール）は、英国の植民地だった1920年のインドを舞台に、己の使命のために強大な敵に立ち向かう、二人の英雄の友情と戦いを描くアクション超大作。二人になって強さも濃さもバーフバリの倍（？）となった主人公を、テルグ語映画界のスター、N・T・ラーマ・ラオ・Jr（NTR Jr.）とラーム・チャランが演じる。
神話的な世界で繰り広げられる怒涛のアクションと、問答無用で“正義”を貫く爽快な主人公像に、日本でも中毒者が続出した『バーフバリ』シリーズ。最新作『RRR』にもそのDNAはしっかりと継承されており、パワーアップしたトンデモアクションと、男たちの熱いドラマが展開する。
公開された本編映像は、主人公たちが友情を結ぶきっかけとなる重要な場面。イギリスの総督に連れ去られた村の娘を救うために首都デリーで潜伏する戦士ビーム（NTR Jr.）と、ある大義のため英国政府に忠誠を誓う警察官ラーマ（ラーム・チャラン）。偶然にも、鉄橋を通過する列車の爆発事故に遭遇した二人は、橋の下の川で、オイルに引火した炎に囲まれた少年を発見し、救出に向かう。
初対面にもかかわらず、アイコンタクトで何かを感じ取った二人は、お互いの体をロープで結び、橋の両サイドからそれぞれ燃え盛る川へダブルバンジー。見事な連携プレーで少年を救い出す一連のアクションは「その発想はなかった！」と言いたくなるほど意外性たっぷり。このシーンは、ガンジス川の分流・フーグリ川を跨ぐハウラー橋で撮影されたといい、脅威的なアクションで友情のはじまりを表現した、『RRR』を象徴するシーンといえるだろう。主演の二人は、映画の公開に合わせてラージャマウリ監督と来日予定だ。
また、本作の公開を記念して、10月14日から、新宿ピカデリーほか全国10館以上で『バーフバリ 伝説誕生＜完全版＞』『バーフバリ 王の凱旋＜完全版＞』の上映も決定。詳細は『RRR』オフィシャルサイトや各劇場サイトで発表される。（編集部・入倉功一）
