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俳優引退のブルース・ウィリス、肖像権売却を否定

ブルース・ウィリス
ブルース・ウィリス - Jim Spellman / WireImage / Getty Images

 今年3月に俳優業を引退したブルース・ウィリス(67)が現地時間1日、自身のデジタルツインを作成するためディープフェイク製作会社「Deepcake」へ肖像権を売却したという一部報道を、代理人を通じて否定した。

【画像】ドラえもん役で日本のCMに出演していたブルース・ウィリス

 発端は、The Telegraph が「ウィリスがハリウッドスターで初めて肖像権を売却し、映画用に彼のデジタルツインが作成可能になった」と報じたこと。Deepcake社は2021年、ロシアで放送された企業CM用にウィリスのデジタルツインを作成しており、同社のホームページではウィリス本人のコメントも確認できる。

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 しかし、ウィリスの代理人は The Hollywood Reporter に対して「ウィリスとDeepcake社の間にパートナーシップ契約及び合意はありません」と一連の報道を否定する声明を発表。企業の広報担当も「肖像権を持つのはウィリスさんただ一人」と肖像権が売却されていないことを明確にしている。

 ウィリスさんは3月、失語症と診断されたことを受け、俳優業からの引退を発表。妻や娘たちは、「これは試練であり、私たちは強い絆で乗り越えていきます。そして、みなさんも引き続き愛や声援を送ってほしい。一緒に乗り越えてほしい」と連名コメントで呼びかけていた。(編集部・倉本拓弥)

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