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関ジャニ∞安田章大、病気経ての映画出演に「怖い部分もあった」

関ジャニ∞の安田章大
関ジャニ∞の安田章大

 安田章大関ジャニ∞)が、2017年に脳腫瘍の摘出手術を受けて以降となる映画出演について「自分の中で怖い部分もあった」と思いを語った。

【画像】安田章大、メガネを外しての演技も

 安田が出演するのは、中井貴一佐々木蔵之介がダブル主演を務める『嘘八百』シリーズの第3弾『嘘八百 なにわ夢の陣』(2023年1月6日公開)。大阪を舞台に、詐欺師まがいの古美術商・小池則夫(中井)と、うだつの上がらない陶芸家・野田佐輔(佐々木)のコンビが、かつて豊臣秀吉の出世を後押ししたと言われる七つの縁起物「秀吉七品(しちしな)」をめぐり、抱腹絶倒の騙し合いを繰り広げる。

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 安田が演じるのは、物語のカギを握る孤高のカリスマ波動アーティスト“TAIKOH”。TAIKOHというキャラクターについて、安田は「キャラクター説明だけ受けたときはすごく謎めいていて、波動アーティストとはなんぞや? と僕も思いましたし、それを自分が演じるのかと」と驚いたそうだが、脚本を読み、TAIKOHの生き様や掲げる夢に魅力を感じたという。

 安田にとって本作は、『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』(2016)以来、約7年ぶりの映画出演となる。2017年2月上旬、髄膜腫(ずいまくしゅ)という良性の脳腫瘍の摘出手術を行った。その後遺症がいまだに残り、映画出演に不安もあったという。

 「病気をしたことで、サングラスをかけて仕事をしなきゃいけないということもあり、映像作品に対してすごくネガティブな印象があったんです。左前頭葉に腫瘍があったので、セリフを覚えが遅くなったのもあって。光もキツいし、照明を浴びると言葉が飛ぶ」と不安や恐怖があったと明かす。

 演じるTAIKOHは、独特な世界観を持つアーティスト。劇中のサングラス姿は、よりミステリアスな魅力を引き立てている。「今回のお話をいただけたことをきっかけに、サングラスをかけていてもお芝居させてもらうことができました。現在は薬もいろいろありますから、体の状態を整えてメガネを外す、というお芝居もライト前できるようになったんだな、と。ありがたい環境で経験をさせてもらい、映像というお仕事に心配がなくなったといいますか、自分の活動の幅を、『嘘八百 なにわ夢の陣』で広げていただいた」と感謝する。

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 久しぶりの映画出演となり、映像作品での演技の面白さはどう感じているのだろうか。「監督が見えている世界観が必ずあるので、その世界観に一緒に寄り添って、瞬発的に芝居をしていくのが映像の面白いところなのかな」と答え、舞台との違いについては、「お芝居する上ではあんまり気にしてないかもしれないです。でも、表現の仕方は違ってくると改めて思いました。映画の中では、心の機微を表情の一部分だけで表現することができるんだなと。なので使う筋肉が違うんだな、芝居筋が違うんだなあと実感しました」と持論を述べる。

 また、「今回映画で自分がした芝居が映像として残り、いろいろな人に観てもらえることの素晴らしさというのも実感しています。喜んでもらえたらいいな」と期待を込めていた。(編集部・梅山富美子)

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