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破壊王マイケル・ベイ、鳩殺しでイタリア当局に訴えられる…本人は断固否定

爆発と動物を愛するマイケル・ベイ監督
爆発と動物を愛するマイケル・ベイ監督 - Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『トランスフォーマー』シリーズなどで知られるハリウッドの“破壊王”マイケル・ベイ監督が、彼のセットで伝書鳩が死ぬことになったとしてイタリア当局から訴えられている。The Wrap などが報じた。

【画像】鳩がセットで殺されたとされる『6アンダーグラウンド』

 イタリア当局によると、2018年、ベイ監督のアクション映画『6アンダーグラウンド』のローマでの撮影中、カメラ用移動台車に伝書鳩がひかれ、死んだのだという。たまたま撮影現場にいた人物がこの出来事を目撃し、写真を撮ってイタリア当局に通報したものとみられている。イタリアでは鳩は保護種であり、傷つけたり、殺したりすることは法律で禁じられている。

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 ベイ監督は「わたしは動物愛好家としてよく知られており、動物愛護活動家でもあります。この作品に関わったいかなる動物も、傷つけられたりしていません。過去30年間、わたしが働いたいかなる撮影現場でもです」と容疑を断固として否定。「われわれは明確なビデオの証拠を持っており、われわれの潔白を証明してくれるたくさんの目撃者たちと安全管理者たちがいます。それは、当局が手にしている1枚のパパラッチによる写真が、偽物だと証明するものです」と続けた。

 ベイ監督は過去1年、彼の法律チームと共に疑いを晴らそうとしてきたものの聞き入れられず、当局からは少額の罰金を支払うことでこの問題を解決とするという選択肢を与えられたが、拒否したとのこと。「動物を傷つけたと認めるつもりはないので拒否しました」「現在進行形の訴訟なので詳細には触れられませんが、法廷に立つ日が来れば、われわれが勝利すると確信しています」ときっぱり語っている。

 『6アンダーグラウンド』は2019年に配信開始となったNetflix映画。『デッドプール』シリーズなどのライアン・レイノルズが主演を務め、高度なスキルを持ちながら過去を消したいと願う精鋭たちが、独裁者を倒すために命懸けの任務に挑む姿を描いた。(編集部・市川遥)

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