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歴代相棒の名前が…!「相棒」不思議な展開&まさかのオチに大反響

まさに神回…「相棒season21」第19話より
まさに神回…「相棒season21」第19話より - (c)テレビ朝日・東映

 連続ドラマ「相棒season21」(テレビ朝日系・毎週水曜午後9時~)の第19話「再会」が、1日に放送された。特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)が監禁され、そこから逃れるストーリーだったが、右京が出会う人々が歴代相棒と同じ名前とシチュエーションだったという、どこか異次元に迷い込んだような展開に。SNSは「世にも奇妙な物語だ!」「マジで右京さん異空間にいる?」「夢オチ? 現実?」と大いに盛り上がったほか、右京と薫の胸アツな会話に「感慨深い……」「泣ける」と感動した人も続出した。(以下、ネタバレを含みます)

【画像】歴代相棒と同じ人物名…神回だった第19話

 薬物銃器対策課の角田課長(山西惇)から頼まれ、奥多摩の山中での大きな音を調べに聞き込みを開始した右京と薫は、何者かに襲われ、監禁されてしまった。何とか抜け出すも、追手から逃れるために二人は別行動をする。

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 右京が偶然足を踏み入れた別荘で会った男は、白い布を身に着けた怪しい集団の目撃談を語り、下山の道を教えてくれた。男は「かんべ(神戸)」と名乗る。バス停にいた若者は白い布を身に着けていたが、山のお堂で拾ったのだと証言。年上の先輩と父親に迷惑をかけてしまったと悔いる彼の名前は「とおる(亨)」だった。焼け焦げた跡を発見したお堂で会った怪しい男は、集団とは関係なく、行方不明になったという少年・山部守(田中奏生)を探しに来たのだという。彼は「かぶらぎ(冠城)」と名乗った。

 一方、何とか下山した薫は捜査一課の伊丹憲一(川原和久)らに助力を乞うが、守の行方不明を知ると捜索のために再び山へ。守を見つけるも、彼は謎の集団に薫の情報を流しており、再び行方をくらます。

(c)テレビ朝日・東映

 合流した右京と薫は、守が怪しい集団の仲間であり、彼らはインターネットで知り合い、自ら命を絶つために集まった仲間だったと推理する。お堂の痕跡は爆弾を使うテストで、大きな音の正体もそれだった。だが、姿を現した彼らは語り合ったことで自殺を思いとどまっており、守にも生きてほしいと望んでいた。

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 守が爆破を予定しているバスに乗り込んだ右京と薫。社会に絶望し「一人じゃなかなか死ねないんで」と死を願う守だったが、「お前は一人じゃない、一緒に生きてくれ」という薫の必死の熱い言葉と右京の説得で、守は爆弾のスイッチを押さずに済んだ。

 薫の言葉に「君が日本を離れていた間、どんな風に生きていたか、少しだけわかったような気がしました」と語る右京。「右京さんはよかったですか? 俺とまた一緒に……」という薫に、右京は「そうですねえ。君との再会は、運命だと思っています」と答える。感動で涙ぐむ薫……というところで、薫は小料理屋「こてまり」で目覚めた。山で拾った松ぼっくりはポケットにあるものの、出会った人が歴代相棒と同じ名前だったと言うと、「何のことでしょう?」と右京。あれは夢だったのか……。

(c)テレビ朝日・東映

 歴代相棒(神戸尊、甲斐享、冠城亘)と同じ名前だった彼らは、相棒たちと同じセリフを口にし、置かれた状況も彼らを彷彿させるものだった。さらに、守少年の名前は、かつて警視庁の鑑識課員で、現在は警察学校の教官を務める米沢守(六角精児)を連想させる。夢というよりも「異次元!?」「パラレルワールドでは?」「キツネにつままれたよう」と不思議な感覚を味わった視聴者が多かった模様。こういったテイストは「相棒」ではめずらしい。

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 さらに、右京が「運命」という言葉を語ったことに「感動した!」というコメントも多く見られた。season21が始まる前、寺脇が「相棒」に復帰すると発表になった際に、水谷が同じ言葉を使っていたが、右京が言うことでその重みがさらに増した。右京と薫は、運命の相棒だったのだ。

 また、次回予告には2代目相棒・神戸尊(及川光博)と米沢守が登場。事前発表があったとはいえ、実際に右京や薫と一緒にいるシーンは感慨深い。長く続く作品だからこその醍醐味といえるだろう。(文・早川あゆみ)

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