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松村北斗、新人俳優賞受賞に「こぼれ出そうなぐらい毎日うれしい」

第46回日本アカデミー賞

新人俳優賞を受賞した松村北斗と、プレゼンターの西島秀俊
新人俳優賞を受賞した松村北斗と、プレゼンターの西島秀俊 - 写真提供:東京写真記者協会

 第46回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞したSixTONES松村北斗が10日、都内・グランドプリンスホテル新高輪で行われた授賞式に出席。蜷川実花監督の『ホリック xxxHOLiC』での受賞について「日常を一歩歩くごとに耳の穴から目の穴からいろんなところからこぼれ出そうなぐらい毎日うれしいです」と喜びを語った。

【画像】有岡大貴、目黒蓮らとレッドカーペットの様子

 『ホリック xxxHOLiC』は、クリエイター集団CLAMPのコミックを、『ヘルタースケルター』『Diner ダイナー』などの蜷川実花監督が実写映画化。人の心の闇に潜む“アヤカシ”が視える能力に苦悩する高校生・四月一日君尋(わたぬき・きみひろ/神木隆之介)の同級生・百目鬼静(どうめき・しずか)を演じた。

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 ステージに上がった松村、司会より先輩の有岡大貴(『シン・ウルトラマン』)、そして同期デビューの目黒蓮(『月の満ち欠け』)とともに受賞した心境を問われると「この賞をいただけたことを本当にうれしく思いますし、僕なんかを選んでくれた人にゆっくりゆっくり恩を返しつつ、なんでこの人が? って思った人にゆっくり納得してもらえるように今後頑張っていきたいと思います」とスピーチ。

 同賞において『すずめの戸締まり』『ホリック xxxHOLiC』の演技で、ラジオ番組「オールナイトニッポン」のリスナーによって選出される話題賞の俳優部門でも受賞した松村。2022年には、新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』(公開中)で声優初挑戦。同作では“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」の青年を演じていた。ドラマでは、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でヒロイン(上白石萌音)の薄命の夫を、「恋なんて、本気でやってどうするの?」(カンテレ・フジテレビ系)では主人公(広瀬アリス)と恋に落ちる料理人を好演して注目を浴び、俳優として大きく飛躍した。来年2月には上白石萌音とダブル主演を務め、パニック障害を患う青年を演じる『夜明けのすべて』の公開を控えている。

 新人俳優賞は、松村、有岡、目黒のほか小野花梨(『ハケンアニメ!』)、菊池日菜子(『月の満ち欠け』)、福本莉子(『今夜、世界からこの恋が消えても』)、生見愛瑠(『モエカレはオレンジ色』)、番家一路(『サバカン SABAKAN』)が受賞した。(編集部・石井百合子)

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