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目黒蓮「人生で一度の貴重な賞」 新人俳優賞受賞にメンバーからエールも

第46回日本アカデミー賞

新人俳優賞を受賞した目黒蓮とプレゼンターの西島秀俊
新人俳優賞を受賞した目黒蓮とプレゼンターの西島秀俊 - 写真提供:東京写真記者協会

 第46回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞したSnow Man目黒蓮が10日、都内・グランドプリンスホテル新高輪で行われた授賞式に出席。映画『月の満ち欠け』での受賞について「人生で一度しかいただけない貴重な賞をいただけたことを本当にうれしく思います。ありがとうございます」と喜びを語った。目黒は同作で優秀助演男優賞も受賞している。

【画像】新人俳優賞の受賞者たち

 『月の満ち欠け』は、『鳩の撃退法』などの原作で知られる佐藤正午の直木賞受賞作を大泉洋主演で実写映画化。愛する妻子を亡くした主人公(大泉)と、27年前に許されざる恋をした青年、無関係に思われた二人の人生が、同じ名の女性の存在によって交錯していく。2022年に『あちらにいる鬼』『母性』など5本の映画が公開された廣木隆一監督がメガホンをとった。

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 目黒が演じたのは、大学生の時に人妻・正木瑠璃(有村架純)と許されぬ恋に落ちた青年・三角哲彦。Snow Man のメンバーからの反応を問われると、目黒は「たくさんありましたし、映画も観たよって言ってくれましたし、今日もこの会場に来る前に観ているから頑張ってねってみんなLINEでくれて。これからも Snow Man の目黒蓮として邁進していけたらいいなと思います」と晴れやかな表情を見せた。同作では主人公の娘を演じた菊池日菜子も新人俳優賞を受賞した。

 先ごろ「第96回キネマ旬報ベスト・テン」で新人男優賞を受賞したばかりの目黒(『月の満ち欠け』『映画 おそ松さん』の2作品で受賞)。2022年は、10月クールのフジテレビ系ドラマ「silent」で若年発症型両側性感音難聴を患うナイーブな青年に、朝ドラ「舞いあがれ!」ではヒロイン(福原遥)の航空学校の同期で後に恋仲となるツンデレのエリートに。「silent」ではきめ細やかな手話も披露し、同時期に放送されたドラマ2作のふり幅も話題を呼んだ。3月17日より主演映画『わたしの幸せな結婚』が公開される。

 『月の満ち欠け』は、同賞において優秀作品賞、優秀主演男優賞(大泉洋)、優秀助演女優賞(有村架純)、優秀監督賞(廣木隆一)、優秀脚本賞(橋本裕志)、優秀音楽賞(FUKUSHIGE MARI)、優秀録音賞(深田晃)、優秀編集賞(野本稔)も受賞。

 新人俳優賞は、目黒、菊池のほか小野花梨(『ハケンアニメ!』)、福本莉子(『今夜、世界からこの恋が消えても』)、生見愛瑠(『モエカレはオレンジ色』)、有岡大貴(『シン・ウルトラマン』)、番家一路(『サバカン SABAKAN』)、松村北斗(『ホリック xxxHOLiC』)が受賞した。(編集部・石井百合子)

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