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『ジョン・ウィック』監督、シリーズ小休止を示唆「少し休みを与える」

画像は第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』より
画像は第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』より - Lionsgate / Photofest / ゲッティ イメージズ

 キアヌ・リーヴス主演映画『ジョン・ウィック』シリーズを手がけるチャド・スタエルスキ監督が、第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(9月全国公開)後にシリーズを小休止させるつもりであることを、The Hollywood Reporter で明かした。

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 2014年の『ジョン・ウィック』1作目から始まり、『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)と2年から3年おきに新作が製作されている同シリーズ。第4弾『コンセクエンス』に続いて、早くも第5弾の製作も決まっているが、公開までは少し時間がかかるかもしれない。

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 スタエルスキ監督は「キアヌと私は一旦はやり切ったと思っている。ジョン・ウィックには少し休みを与えます」と殺し屋と戦い続けるジョン・ウィックを心配すると、「もちろん、スタジオにはプランがあることを知っている。皆さんが(第4弾を)愛してくれれば、少しばかりの休憩になると思います」と語った。

 第4弾は、アメリカをはじめ世界各国では3月に公開されるが、日本は少し遅れて9月に封切られる。前作『パラベラム』でもキアヌと共にプロモーションで来日したスタエルスキ監督は、「なぜか、日本だけ公開がいつも遅いんです」と告白すると、帝国ホテルにあるスコッチ・バーで、今後の展開についてキアヌと話し合っていると明かしている。「20年もののウイスキーを堪能しながら、紙ナプキンにアイデアを書き出します。そこで煮詰まれば、私たちはまた映画を作るかもしれません」

 第4弾と第5弾は、もともと連続で撮影が行われるはずだった。しかし、撮影に200日以上の期間を要することや、キャスト&スタッフにも負荷がかかってしまうため断念。スタエルスキ監督は「連続撮影はいいことではないと思いました」と Total Film で振り返っている。

 『ジョン・ウィック』はメインシリーズとは別に、アナ・デ・アルマス主演のスピンオフ映画『バレリーナ(原題) / Ballerina』の公開や、前日譚ドラマ「ザ・コンチネンタル(原題) / The Continental」の配信も待機中。キアヌ自身も、『バレリーナ(原題)』にジョン・ウィック役でカメオ出演することをDeadlineに認めている。(編集部・倉本拓弥)

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