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佐藤浩市、息子・寛一郎の隣に照れまくり「この並びは嫌だな…」

寛一郎&佐藤浩市、親子で登壇!
寛一郎&佐藤浩市、親子で登壇!

 俳優の寛一郎佐藤浩市が5日、テアトル新宿で行われた映画『せかいのおきく』(4月28日公開)完成披露試写会に父子そろって登壇。息子・寛一郎の隣に立った浩市は「(寛一郎の隣という)この並びは嫌だなと。こういう並びは恥ずかしいんですが……監督、場所を変わってもらえません?」と照れ臭そうにして笑いを誘った。この日は黒木華池松壮亮、企画・プロデューサー・美術監督を務めた原田満生阪本順治監督も来場した。

【動画】寛一郎の隣で恥ずかしそうな佐藤浩市

 阪本順治監督にとって30作目、オリジナル脚本による初のモノクロ作品となる本作。江戸時代末期を舞台に、喉を切られて声を失った武家の娘おきく(黒木華)と、下肥(しもごえ)買いの中次(寛一郎)と矢亮(池松壮亮)の青春を描く。佐藤浩市はおきくの父で元勘定方の源兵衛を演じた。

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 映画上映後、ステージに立った黒木は「(最初に短編を撮影してから)3年が経ち、やっと観てもらえること、うれしく思います」と感激の表情。寛一郎も「3年前に撮ったのがラストシーンなので、ようやく劇場で公開できてうれしいです」と笑顔を見せた。その寛一郎の隣に立った浩市は「(寛一郎の隣という)この並びは嫌だなと。こういう並びは恥ずかしいんですが……監督、場所を変わってもらえません?」と嫌がり、会場は笑いに包まれた。

 また寛一郎と浩市は、厠(かわや・便所)で排便をする源兵衛(浩市)と、その便をくみ取るために厠の外で待つ中次(寛一郎)が扉越しに会話をするシチュエーションで共演。そのシーンについて浩市は「扉を隔てて、こちら側とあちら側の会話というと、叙情的だったり、刹那的だったりしますが、片や厠でいきみながら、片や外で待っている男。(台本の)数ページにわたって会話をするというのがとても面白かった」と振り返った。

 本作は、気鋭の日本映画製作チームと世界の自然科学研究者が協力して、様々な時代の「良い日」に生きる人々を描き「映画」で伝えていく YOIHI PROJECT の第一弾作品。本プロジェクトが「100年後の地球に残したいもの」というテーマを掲げていることにちなみ、登壇者たちが「100年後に残したいもの」を答える一幕も。黒木は「映画・舞台」と答え、続く寛一郎は「DNA」と回答。寛一郎がその理由について「横に父がいるのであれですけど。このいまいましい、ふざけた佐藤家のDNAを100年後も残してほしいということで。僕も頑張ります」と語ると、浩市は笑いながら「コラッ」と返し、場内は大笑い。最後の写真撮影の際にも寛一郎の隣で「いつもより変な笑顔になっているんだよな」とぼやくことしきりだった。(取材・文:壬生智裕)

佐藤浩市、息子・寛一郎との舞台あいさつに照れまくり!『せかいのおきく』完成披露イベント » 動画の詳細
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