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中村倫也、テレ朝連ドラ初主演!原作は池井戸潤のミステリー「ハヤブサ消防団」

中村倫也
中村倫也 - (C) 文藝春秋

 先日結婚を発表した中村倫也が、ベストセラー作家・池井戸潤の最新作「ハヤブサ消防団」のドラマ化で主演を務めることが決定した。中村の池井戸作品への参加は、「下町ロケット」(2015・TBS)で若き技術者を演じて以来8年ぶりで、テレビ朝日の連続ドラマの主演を担うのは初。テレビ朝日にて7月スタート、毎週木曜よる9時~放送となる。

【画像】中村倫也、宇宙人役!来月公開の主演映画で

 原作は、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」「七つの会議」「民王」「アキラとあきら」「シャイロックの子供たち」と数々のヒット作を世に送り出してきた池井戸潤の最新作で新機軸ミステリー。池井戸は、「果つる底なき」でミステリー作家の登竜門である江戸川乱歩賞でデビューし、作家としてのキャリアをスタートさせた。「ハヤブサ消防団」はミステリー作家としての“原点にして新境地”ともいうべき作品だ。

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 物語は、スランプ気味の作家・三馬太郎が、亡き父の故郷・山間の“ハヤブサ地区”に移住するところから始まる。太郎は、地元の消防団に加入したのを機に連続放火騒動に巻き込まれ、さらには住民の不審死など怪事件に遭遇。真相を探りはじめた太郎の前に浮かび上がるのは、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀……。医師や刑事を主人公にしたコンテンツが多く放送されてきた「木曜ドラマ」枠にとっても異色のドラマとなる。

 戸惑いながらも不穏な事件にからめとられていく主人公・太郎を演じるのが中村。「『下町ロケット』に出演した際、先生の直筆メッセージの書かれた原作本をいただき……すごく特別な思い出だったんですね。あれから何年か経て、またこうしてご一緒できることはすごく感動的です」と本作のオファーに胸を躍らせた。

 巻き込まれ系の主人公について「久しぶりにリアクターとして楽しめる撮影になりそうです。その土地のさまざまな人や自然、起こるできごと、すべてに対する反応の仕方で、三馬という人が見えてくるのではないかと思います」と役柄を分析し、クランクインを心待ちにしている様子だ。

 一方、池井戸は自身を投影した主人公を演じる中村に対し、「インテリの書斎派、少々なまっちょろい太郎が、知恵と観察力を武器にどうやって犯人に立ち向かうのかは、大きな見どころになるでしょう。中村さんの三馬太郎、いまから楽しみです!」と期待を寄せる。

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 なお、太郎と同じくハヤブサ地区に移住してきた謎めいたヒロインや個性豊かな消防団メンバーなど、集落の住民たちを演じるキャスト陣は後日発表となる。(編集部・梅山富美子)

コメント全文

■中村倫也
ーーオファーを受けたときのお気持ちを教えてください。
「下町ロケット」に出演した際、先生の直筆メッセージの書かれた原作本をいただきました。作家の方からそういうものをいただくのは初めての経験だったので、すごく特別な思い出だったんですね。あれから何年か経て、またこうしてご一緒できることはすごく感動的ですし、またプロデューサーもドラマ「ホリデイラブ」でお世話になった方で、そうした巡り合わせに嬉しい気持ちでした。

ーー池井戸作品にはどのような印象を持っていますか?
没入感があります。人物の描き方と巧みな配置で感情移入がスムーズにできますし、物語の構成もスリリングで心地よい起伏があります。

ーー本作は池井戸作品の中では異色のミステリーですが、脚本を読んだ感想を教えてください。また、今回演じる三馬太郎という役どころの印象も教えてください。
まだ序盤しか脚本は読めていませんが、久しぶりにリアクターとして楽しめる撮影になりそうです。その土地のさまざまな人や自然、起こるできごと、すべてに対する反応の仕方で、三馬という人が見えてくるのではないかと思います。

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ーー作品にちなんで、“田舎町”や“消防団”にまつわるエピソードがあれば教えてください。
ないものねだりだと言われればそれまでなのですが、東京出身で祖父母も東京に住んでいた私にとって、田舎と呼べる存在がなくて……。憧れがあります。

ーー視聴者へのメッセージ。
楽しんでいただける作品になると思います。三馬と一緒に考察して、謎を追いかけてください!

■池井戸潤
中村倫也さん演じる「三馬太郎」は、ふとしたキッカケで、高原の田舎町に引っ越してきたミステリ作家です。デビューから五年。残念ながら人気はやや下降気味で、作家として少々難しいところに差し掛かっているという設定です。物語は、そんな太郎が地元の消防団に勧誘されるところから始まり、やがて安寧(あんねい)の日々を脅かす、連続放火犯と対決することになります。インテリの書斎派、少々なまっちょろい太郎が、知恵と観察力を武器にどうやって犯人に立ち向かうのかは、大きな見どころになるでしょう。そんな太郎を心配して、東京から出張してくる名物編集者との掛け合いも見逃せません。中村さんの三馬太郎、いまから楽しみです!

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